こんにちは。そういえばりとです。
今日はラジオを聞いてて「素敵だな!」って思った話について書きます。
「道楽」の意味を勘違いしてた
以前も紹介した事がある「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」ってラジオ番組で「道楽」って言葉についての話題が登場しました。
この言葉、もとは仏教用語らしいですね。
んで、ニュアンスとしては「自分が突き詰めようと考えている道を、楽しみながらステップアップしていきましょう。」って意味らしいです。
今まで「道楽息子」とか「年寄りの道楽」みたいな感じで、金と時間にものを言わせて好き勝手する、みたいなイメージがありましたが、そうではないんですね!?
酒井抱一と円空、そして伊藤若冲が浮かんだ
この事をぼくの好きな美術の話で思い出してみると、出生の複雑さとお家の政治争いに嫌気がさして絵や書や俳句なんかを楽しんで、いつの間にかそれぞれを極めた酒井抱一さんや、日本中を放浪しながら現代のゆるキャラに通ずるような木仏を彫ってまわった円空さん、自宅の庭にニワトリを飼って何十時間も観察した後にもはや「変態」としか言いようのないような緻密な絵を描いた伊藤若冲さんなんかが浮かんできました。
みんな超絶技巧なのに、息がつまるような苦しさがなく、逆に自由な楽しさを感じる人たちだと思うんですよ!
そうなんですよねー、絵がメチャクチャ上手い人って、他の人から見たらえげつないほどの努力を「楽しいから」ってやってますもんね、これこそまさに「道楽」‼︎
ぼくも「お絵描き道楽になりたいなー」と思った次第です。
そういえば、落書きを「楽書き」って表記するのが好きなんですよ。それにも通じるなー、なんて思いました。
ではついでに、最近描いたぼくの楽書きをご覧ください。
PFCSのif「グレムが物理教師だったら」
常連の方はご存知の通り、ぼくはブログで長田アニキ(id:nagatakatsuki) 主催のPFCS企画に乗っかったオリジナル漫画をアップしております。
この企画の仲間内で「PFCS参加者でもし学園ものやったら」ってifな話題が今盛り上がっておりまして、ぼくの漫画に出てくるグレムくんは「物理教師」認定をいただきました。なので楽書きで描いてみましたよ。
nagatakatsukioekaki.hatenadiary.jp
おお、様になってるじゃない!
こういう、互いのキャラで妄想して遊ぶのも楽しいですね!
今日はそんな感じです。ではまた!
最近新作が描けてない漫画はこちら