興味深い本を読んだんですよ。
『アメリカインディアンの教え令和新装版 子どもを伸ばす魔法の11カ条』という本です。
帯に書いてある各章のタイトルを以下に引用してみますね〜!
・人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします
・励ましを受けて育った子は自信を持ちます
・批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします
・ねたみを受けて育った子はいつもわるいことをしているような気持ちになります
・心か寛大な人のなかで育った子は我慢強くなります
・仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます
以上です。
どうっすか?子育てしてると、ドキッとしませんか?
前述の通り、ココにあるフレーズが目に飛び込んでしまい、何気なくパラパラめくってみたところ一気に読んでしまいました。
とはいえ、あんまりインディアンの子育ての実例は出てきませんでした。
代わりに、著者さんのお父さんがいかに毒親だったかはよくわかりました。
だからこそ、子育てについて熱心に研究されたって事なのかな?と思いました。
「私の父親はこういう人で、その結果私はこうなり苦労しました。こういう親は子どもはこうします。」というくだりが多く、読んでてとにかく「あ、これおれだ…なんて自分はダメ親なんだ…!」と思わされる本です。
そういう話が次から次へと飛び出し、まるでスパーリングを喰らっているようでした。
現在親業をされてる方は相当心の準備をしてから読むことをお勧めします…!
どちらかというと、これから親になられる方が読むほうが精神衛生上良いかもしれません。
あと、父親像、母親像として語られる話が多く、男女平等とはちょっと合い入れないところもあるような気がしましたが、30年読み続けられてる本なので「時代の変化なのかな?」とも思いました。
そして、小説みたいな「物語」ではないのでネタバレしても良いかと思って書きますが、本編でさんざん「おれはダメ親だ」と思わされて、最後のあとがきで「でも、完璧を目指す必要はないんですよ」と手を差し伸べてくれます。
びっくりしました。
この本、飴と鞭を使い分けがすごいです。
ダメ親がダメ親になるは周囲の環境のせいであって、本人だけが原因ではないって言ってくれるんです。
あなたがダメなのは、あなただけの責任ではないですよ。
そして、ダメなところがあったと自覚し、直していきましょう。
とても完璧なんて到達できない、それほど子育てとは大変なものですよね。
そういって最後には読者を抱きしめてくれて、本は終わります。
何これ宗教の勧誘?
ツボ買わされちゃう??
と、ちょっと茶化してみましたが、こうやって寄る辺がないと、育児はほんとしんどいですよね。
特に現代社会って、四六時中見てないといけない子は存在しない前提でデザインされてる気がすることが少なくないですし。
ネグレクトと児童虐待とかのニュースって、親が社会と分断されてるケースって少なくないですよね。
田舎の全部筒抜けな連帯性は令和にはそぐわないかもしれませんが、そこそこの、辛い時にお互い様で頼りあえるゆるい繋がりが大事なんだろうな〜とは、思います。
そーいうのを、アメリカインディアンの文化から学びましょうって事なんでしょうね。
図書館で借りた本なのですが、なんかこれ我を忘れそうなときのために、買って手元に置いておいても良いなって思いました。