いつまでもあの頃のように

先日奥さんが妙にご機嫌で買い物から帰ってこられました。

聞くとスーパーでお酒を買う際に年齢確認されたというのです。

「マスクしてるといろんなものが隠れるから」とは本人も言っていましたが、それでもやはり、中学生の子がいる身としては嬉しかったようです。

ただ、こちらとしては手放しに「良かったね」というわけにもいかないわけです。

そんな若く見える奥様の横に、薄汚れたおっさんが居ては道ゆく人に「なんで?」って思われてしまいます。

奥さんと連れ立って外出する際は常に真剣勝負のつもりでいようと改めて思ったのでした。

とかなんとか思ったぼくですが、最近また服を着るのが楽しくなってきています。

あ、この言い方だとここのところ全裸だったみたいですね。

そーではありませんよ?

最近、久々にファッションを楽しめるようになってきたということです。

3番目がもうすぐ5歳になるので、こちらの服が汚れることを心配する必要が薄れてきたことが大きいかもしれません。

家で洗濯できない服を着ることに対するハードルが下がってきたんですよね。

「最近着てないけど処分する気にもなれない…」って服を引っ張り出して袖を通せるようになりました。

コロナ禍以降、仕事着以外で知り合いと会う機会が減ってたのもあるだろうなーって思います。

「誰に見せるでもないしね…」みたいな。

そうやって考えると、コロナはぼくたちからいろんなものを奪ってますね。

ま、仕事の飲み会はそんなに復活しなくてもいいです。

何年かぶりにコートも買いました。

クローゼットにコートが何着かあって「今日はどれ着ようかな?」みたいなのは楽しいですね。

単価が高い代わりに流行りを追っかけながら急激に手持ちのアイテムを総とっかえしなくてもいいものメンズのありがたいところですね。

「結構前に買ったけど、まだ着てても変じゃなかろう」みたいなデザインのものはそのまま大事に着ようと思っています。

そう思ってるのはぼくだけで、周りからしたら「古いの着てるなぁ」と思われてたら、それはそれでもうおっさんなので仕方ないと割り切ります。知らぬが仏です。

そんなぼくですが、相変わらず家に帰るとそそくさと全身ユニクロに着替えています。

汚れてもいいですし、すぐ洗えるし、あったかいですしね!