桜瀬琥姫さんの漫画の影響だったと思うんですけどね。高校時代に大好きになったのがアールヌーヴォー様式です。で真似して描いてみたり。うん。華やかだ。
そしてアールヌーヴォーといえば、アルフォンス・ミュシャ。いいですよねーミュシャ!
で、ぼくレベルの人間が「アールヌーヴォ風に」とか思いながら描くと「ミュシャっぽい絵」になっちゃうんですよね。それを考えるとミュシャの唯美性は本当にすごいな、と感心するのです。
でも、この唯美性が仇になって、当時アールヌーヴォーは一瞬の流行で廃れちゃう。
工業化の大量生産デザインに落とし込めなかったせいだってことらしいですね。
そこもまた儚くていいですね。当時関わってた人たちはたまったもんじゃなかったかもしれないけど。
時代が変わって情報化の現代は、アーカイブもコピーも一瞬ですので、今の時代こそアールヌーヴォーの美しさをみんなで共有したいですね。
あ、でも今は「過装飾はちょっと抑えてミニマムな世界観の中に無限を見ましょう」みたいなのも流行ってますね。てへ!どっちも好きだい!!