先日のブログで「世の中の評価基準が神かクソかの二極化でつまらない」的なことを書いたら、そのあと行った娘の七五三写真撮影の会場で、となりのテーブルのお母さんが「この写真まじクソかわいい!!」と叫んでおられました。
ああ、「神」の対義語は「クソ」にはならないのか。と改めて考えさせられました。
「若者の言葉が乱れてる」ていうのは語弊があると思うんですよね。「若者の言葉が変化してる」が正解じゃないか、と。「面白い」とか「面黒い」をもじって遊んでたら「面白い」が定着しちゃったとか、そんなお話はごまんとあるじゃないっすか。
要は、古きを訪ねながら新しきを知るバランス感覚が大事なのかなー、とクソ思いました。
それはさておき。
アラサーアラサーと呪文のように唱えていたら、アラフォーが視界に入ってきている今日この頃のぼくが、普段は吐き出す機会のないような諸々の趣味に対する思いをぶちまけてるのがこのブログなわけですよ。
この傾向、今はいいとして、将来、娘が年頃になったりしたらどう思われるのか若干不安だったりします。
今年娘は3歳。
10年後は13歳。
10年前ぼくは20代独身。その頃描いたイラストがこれ。
今と特にやってることに差がねぇ!!
10年前と今の自分を冷静に比較してみても「10年経ったくらいでぼくの内面(もっと言えば趣味)はそう変わらないだろう」という予想がたつわけですよ。
ところが3歳の娘が13歳になるのは、それはもう大きな変化です。
ああ恐ろしい。娘に「キモい」言われりゃしないだろうか!?
そんな成長していく娘と自分の趣味について考えさせられた映画が「あの娘、早くババアになればいいのに」です。
知り合いのレディース総長から産まれたばかりの女の子を突然押し付けられた主人公、平田。彼は重度のアイドルオタクです。17年後、40歳になった平田(童貞)は、女子高生に成長したアンナと二人暮らし。アンナとは二人三脚でパーフェクトアイドル(自分にとっての)を目指す親子となりました。
なるほど、その手があったか!という感じです。物心つくころから子供と趣味を共有。なんなら憧れさせてしまう。そうか!と目からウロコです。
ただ問題があって、アンナは平田との仲はとてもいいわけですが、第三者から見るとかなりイタい感じのJKに仕上がってます。そのせいで、これまたイタい感じの同級生に好かれてたりして、ここは一体どうしたものかと思うところです。
まあ結局、ぼくがブログに書いてるような趣味は、一人でいるときにチビチビやってるのがこれからもいいのかもしれないですね。
でも、男には秘密基地に隠れて少年に戻る時間が必要なんですよ!ね!!
映画『あの娘、早くババアになればいいのに』予告編 - YouTube