今週のお題「私の沼」
こんにちは。りとです。あ、ちょっとソレとって!
はてなの今週のお題が「私の沼」なので、今日は水草水槽という沼について語ろうと思います。ある意味閲覧注意です。もうすでに「お仲間」の方は「そーそー!」と縦にヘドバンしながら読んで頂けると幸いです。
きっかけは妻の「リビングに水槽があったら素敵よね」
沼の入り口は日常のふとしたとろにあります。雑貨屋で交わした何気ない会話が始まりでした。
実はホームセンターでも「これだけ買えば熱帯魚の水槽できますよ」ってグッズが1万円くらいで揃っちゃうんですよね。
これと
あとは、土とメンテの道具と魚と草買えばオッケーです。
1万くらいで始められるならいいじゃん!みたいなノリです。
しかしこれが危険なのです。
「世界水草レイアウトコンテスト」のサイトがやばい
今の時代のことなので、飼育方法について調べるためにネットを巡回することになります。するとある時出会ってしまうのです。「世界水草レイアウトコンテスト」のサイトに!
ご存知ない方は、とりあえず見てください。
すごくないですか!?
しかも、なまじ絵を描いてると気づいてしまうのでよ「あ、これ風景画を描くのと同じ楽しみのヤツや!」
すると次に脳裏をよぎるのは悪魔のささやきです「You!大きな水槽買っちゃえyo!大きなキャンバスに自分だけの世界を描いちゃいなyo!」
ここから常軌を逸した行動に出ることになります。
沼の始まり
・リビングからテレビが撤去される
上で紹介した1万円で揃えられる横幅30センチの水槽セットは、リビングの空いてるところにちょこんと設置できます。しかしこれでは水草コンテストのような水槽は作れません。リビングを見渡して考えます。そして思いつきます。「テレビ撤去すれば120センチは無理でも90センチの水槽イケるんじゃね?」
こうして我が家はリビングからテレビが姿を消しました。
・水槽用の照明(いいヤツ)を買い、タイマーで時間を管理する
熱帯魚と水草に正しい生活リズムで健康な毎日を送ってもらうために、人工的な、彼らにとって最適な太陽を用意してあげます。そして人間がどんな乱れた生活を送っていようが外出して家を空けていようが、規則正しく点灯し、消灯するようタイマーを噛ませるのです。
・木の枝や石を買いに行く
水槽の中に美しい景観を表現するために、木の枝や石を投入します。自分のイメージに合うものを見つけるために、熱帯魚専門店で、吟味して、お金を払って手に入れます。そう、お金を払って買うのです。その辺に落ちてそうなものなのに、です。
・二酸化炭素を買う
美しい青々とした水草になってもらうためには、しっかり光合成をしてもらわなければなりません。光合成に必要なものといえば、光と二酸化炭素ですね。というわけで、二酸化炭素を買いに行きます。二酸化炭素は吐いたことはあっても買ったことがある人ってなかなかいないんじゃないでしょうか。
ぼくは酒屋でビールサーバー用のボンベをレンタルし、中に二酸化炭素を入れてもらってます。「お家にビールサーバーがあるんですか?」とか聞かれるので、ドヤ顔で「熱帯魚の水槽用です」と答えるのもオツです。
なかなか不思議な行動をとることになるのが水草水槽の面白いところです。さらにこの業界には、ADAという危険極まりないブランド会社が存在します。まあ見てみてください。
ため息が出るくらいかっこいいデザインの水槽グッズを出してるのですが、悲鳴がでるくらいお高いのです。
ぼくはここの商品は使ってませんが、宝くじでも当たったら買い揃えたいですね。ちなみに東京スカイツリーのすみだ水族館に、ADAが出してる水槽があります。必見です。
ここまでのクオリティを維持するのは難しいですが、そこそこ綺麗にした水槽があると、やっぱいいこともいろいろあるんですよ!
やっててよかったなと思うこと
・お客に褒められる
リビングにテレビがあっても家電マニアくらいしか反応しませんが、水槽は大抵反応してもらえます。これが嬉しくてモチベーションに繋がってます。
・他のペットほどは手間がかからないし臭わない
世話としては、水質が安定してれば週一回の水換えと掃除(30分〜1時間)、月一回のフィルター掃除(1時間)で基本OKです。これは他のペットを飼うことに比べればかなり楽ではないでしょうか。散歩の必要もありません。
そして、苔を繁殖させない限り臭いません。また魚ですから鳴きません。ご近所の目を気にする必要がないところも魅力です。
・家での食事シーンが豊かになる
これが一番大きいですね。水槽のある部屋での食事は「セレブになった感」が半端ないです。たとえその辺に子どもが脱ぎ散らかしたパジャマがあろうが、そんなモノを気にさせない存在感があります。
どうでしょうか、ここまで読まれたお仲間の方はニンマリされてることと思います。そして、未経験者のあなた、こっちに来ませんか?