水着イラストのメイキング その3(背景にとりかかったよ編)

こんにちは、りとです!

さすが地方都市、Amazonのプライム会員でもドラクエがまだ届いてません!おかげでお絵描きが捗るぜ!!

前々回前回からの続きのメイキングです!何回も引っ張って記事を量産してずるいですね?でも、1回ずつがイイ感じの長さになってるおかげで「わかりやすい!」ってコメントもらえてるんじゃないかと勝手に納得してますよ!

伊藤若冲竹内栖鳳の絵が好きです

突然なんですが、ぼくは伊藤若冲の鶏の絵と、竹内栖鳳の猫の絵が大好きです。ジャンルでいうとどちらも「日本画」って大きく括れると思うのですが、日本画って遠くから見るとすごく平面的で様式的なクセに、近づいて見るとものすごく写実的なんですよね!

日本史の教科書に出てくる源頼朝とかの歴史上の人物の絵も、実物を近くで見ると、顔とか毛の一本まで緻密に描かれてて驚くのですが、そんな「日本絵画の伝統」みたいなものを意識しながら描けば、ぼくのイラストにも何か「コンセプト」みたいな物が棲みつくんじゃないかなー?なんて思いながら描いてます。

なんにせよ趣味のイラストですからね!好き勝手できるところがいいですよね!!

背景を見直す

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椅子とパラソルの位置を決めます。

下書きラフ画を弄り廻します。

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前回がこうです。

ラフ画のレイヤーは、不透明度を下げてずっと最後まで残してて、必要な時にもとの不透明度に戻して見直します。

背景の物を手前から順に描く

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パラソルと椅子が決まったので、清書して色ぬり。人物に比べるとあっさり目に塗っときます。空気遠近法ってやつです!

それにしてもレイヤーって便利ですね。背景の物もひとつずつ描いていけますもんね!

浮き輪とかビーチボールもついでに色ぬり。

「人物の体温が移ってます」的な、赤みがポイントだと思ってます。

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パラソルも色ぬり。

ラフに戻る

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人物の周りの物が描けたので、奥の背景を考えます。

ふと突然「手に持ってるパフェはどこにあったんだ?」と思いテーブルを描きました。常夏感を醸すためにヤシの実も描いてみました。あと、シャチを少し上にズラしました。呪いの点も移動しました。

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ひとまず色を置いてみた状態。背景の雰囲気が決まったので、人物の輪郭線の色を変えました。それに伴い呪いも去りました。

右手の手首あたりに、水平線やらパラソルの線やらいろんな要素が集中して変な淀みができてることに気づきました。「直さないとなー」と思っていたらお絵描きできる時間が終わったので今日はここまでにします。

筆の話

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下地を塗るのに使ったのが「濃い水彩」でしたが、塗り重ねる時に使ってるのは、エッジの効いたシャープな塗り分けをしたい時は「不透明水彩」で、柔らかくぼかしながら塗りたい時は「滑らか水彩」です。

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塗りのムラが野暮ったくなったときは、色混ぜツールの「ぼかし」や「シャープ水彩のばし」を使ってならします。

「シャープ水彩のばし」なんて、まさに今回メイキングを要望してくださったにーち((id:nych87)さんが以前ブログで紹介されてたものです!

次回へつづく

多分あと2回くらいやったら完成すると思います!今回も、何か参考になる部分があれば幸いです!!