りとですこんにちは。
みなさん、色ぬり好きですか?
ぼくは大好きです。
でも、「大好きな色ぬりを楽しみたいのに線画がない!」ってことがありますよね。
そんな「線画難民」のぼくらのために、ブログ友達のらん (id:yourin_chi)さんが、こちらの記事でなんと線画をアップされています!
いただいて帰った線画がこちら
そして、りと色に染めたのがこちら!
やりきった!!
見切れてる左手が気になりながらも、なんとからんさん線画の魅力を引き立てられるような塗りができたと自負しております!!
らんさんの紹介
らんさんとは、ぼくも参加している、オリジナルの国とキャラを創作して交流するPFCS企画で知り合いました。
で、らんさんの造られた国とキャラというのが「あ、青春時代に同じものを同じ視点で摂取してきた人だー」って心から思わされるんです。
なんていうんでしょうね、主人公とヒロインがいて、2人はいい感じでファンタジーな世界を個性豊かな仲間たちと駆け巡る感!
30代の方なら「わかるわかる!」とおっしゃって頂けるのではないでしょうか!?
ゲームなんかも、まだフラフィックが今ほど綺麗じゃないせいで、キャラクターの細かな部分とか、勝手に妄想して絵に描いたりして遊んでたもんです。
ピサロ様なんて、どんなイケメンに描いたことか!
とかゲームのこと思い出してたら「3×3EYES~聖魔降臨伝~」を思い出した
昔めっちゃ流行った漫画で「3×3EYES」てのがありましたよね。
ぼくもそれはそれは大好きで、一生懸命読んでました。
で、この漫画のゲーム化でSFCから『3×3EYES~聖魔降臨伝~』ってのが出ました。
このゲームは、原作の6巻から10巻くらいの話をアレンジしてつくられたオリジナルストーリーで、止め絵ではありますがイベントでムービーが入ったり、バトルでキャラのアニメーションが入ったりと、ファンの心を掴む演出があちこちに散りばめられてたのですが、基本無理ゲーだったんです。
攻略本も買ってボロボロになるまで読みました。
『3×3EYES~聖魔降臨伝~』のここが無理ゲー(というかクソゲー)
・誰か死んだら即ゲームオーバー
主人公の八雲とパイはほぼ固定で、あとイベントごとに3人目が物語の進行によって入れ替わる3人パーティのRPGなんですが、ドラクエで言うところの「教会」「ザオリク」が存在しません。
八雲は物語の設定上不死身なので、HPが0になっても数ターンしたら勝手に生き返るのですが、残りの2人は戦闘中倒れた瞬間にゲームオーバーという仕様です。
死んだ者は生き返らない、とても現実的です。
・序盤から後半に入るべきダンジョンに入れる
街を歩いていると、民家の隣に物語後半に入るダンジョンの入口が普通にあります。
勇者の強さと目的地に合わせて、ダンジョンの難易度が上がっていくなんて、そんな親切な冒険は本来ありません。とても現実的です。
・金がなくなると詰む
ドラクエで言う所の「ルーラ」が、このゲームでは「飛行機に乗る」という行為になります。
国際線を利用するには結構なお金が必要になりますよね。ゲーム内でも「航空券」の額は高めに設定されてました。行く必要のない国へ間違って行ってしまうと、帰りの飛行機代が準備できず「詰み」ます。
お金がないとどこにもいけない。とても現実的です。
それでもやり続けたぼくにどうしても超えられなかった最後の難関
それでもどうにかプレイし続け、ぼくはついにラスボスのところまで行きました。
しかしそこには、今まで以上の難関が待ち構えていたのです。
ラスボスは、漫画にも登場する「ガルガ」と言う人物でした。
ガルガは一度倒されると、邪神と合体し「合身ガルガ」へと変貌します。漫画でも描かれる熱い展開のシーンです。
ラスダンの最奥地で待つ合身ガルガ!
「ここまできたら後には引けない、準備はいいか!?パイ!」
「いつでも大丈夫だよ、ヤクモ!」
と、セーブしに戻れない場所に踏み入れる2人。
その先で…
「兄の暴走を止めるため、私も加勢するわ!!」
とガルガの妹グプターがパーティに加入します。
「嫌な予感しかしない…!」
「合身ガルガ」と合間見える3人!
なんと「合身ガルガ」は「ファイヤーブレス」という、全員が等しく300ポイントのダメージを受ける全体攻撃を仕掛けてきます。
しかし、グプター加入時の最大HPは280なのです。
繰り返しますが、グプターがパーティ加入する場所は、ラスダンのセーブしに戻れないポイントになってからなのです。そしてこのゲームは、1人でもHPが0になったら即ゲームオーバーなのです。
どないせいっちゅうねん!!
それでもエンディングが見たかったぼくは、グプターが仲間になってからガルガに会うまでの区間でレベル上げすることにしました。
しかし、なんとここに更なる試練が待っていたのです。
1回のバトルで得られる経験値が200程度なのに対し、グプターの次のレベルまでに必要な経験値が18000だったのです!
まだ心を折らずにレベル上げを敢行したぼく。
なのになんと、この区間でエンカウントする雑魚敵の中にも「ファイヤーブレス」を使う奴がいたのです!
ぼくはついに、このクソゲーをクリアすることを諦めました。
それでも昔は遊んでいた
思い返せば、昔はこんな無理ゲーでも一生懸命に遊んだものでした。
「君に決めた!」と自分で選んでなけなしの小遣いはたいて買ったゲームだったからです。
なので、昨今よく見かける無料でDLしたゲームのレビューに「クソ」とか「ゴミ」とか連発してあるのを見かけると、ちょっと寂しくなります。
もちろん、愛ある建設的な批判は必要だと思うんですけどね。
こうやって「こんなクソゲーあったよ!」って愛あるいじりをしたり、そんな付き合いができた方がいいんじゃないかな〜?なんて個人的には思うぼくでした。
YouTubeであんなに見たかったのに見られなかったエンディングがありました