「あの人」へ手紙を書いてみた

今週のお題「あの人へラブレター」

お元気でしょうか?

もうすぐ高校受験ですね。

進路のことで、親とめちゃくちゃ揉めてると聞きました。

自分の行きたい高校と親の行かせたい高校の不一致が原因とのことですが、ぼくの経験から言うと、どこに行っても、自分が頑張れば必ず得られるものはあるし、大切な出会いはあると思います。

親は自分の経験(特に失敗)から、どうしてもなるべく安全な方に子供を導きたいと思うものです。ぼくも親になってみてわかりました。

でも、残念ながら生きてる時代が違うせいで自分のケースが当てはまらない事ばっかりで、摩擦が生じちゃうんですよね…。

なので、今は精一杯悩んで、がむしゃらに進んでみるしかないと思います。頑張ってください!

そういえば「学校の勉強に意味を見出せない」とも言ってましたね。

確かに、大人になった今でも学校で習った事が何かの役に立ってるかよくわかりません。「役立ってるな」と思うのは消費税と割引の計算くらいかもです。

でも「勉強する癖」だけはつけておくといいと思います。

面倒なことをコツコツと積み上げていく癖さえあれば、人生の大抵の苦労はどうにかなるような気がします。学校の勉強って、その練習なのかもね、と最近は思えるようになりました。

勉強に限らず、社会のシステムなど、あなたは滅茶苦茶に世の中を斜めにみてますよね。

この「斜めに見てる」と言うのは世間を知らない若造が生意気な態度をとってるようにも取られがちですが、物事を多面的に見ようと足掻いているようにも思えます。将来いろんな立場のいろんな人のことを考えるための訓練になるので、若気の至りと思って続けててもいいかもしれませんよ。

「絵が好きだ」と言ってましたね。

とてもいいことだと思います。ぼくも大好きです。

どんなにしんどい事があっても「これ乗り切ったらお絵かきできる」と思えると頑張れます。また、大人になって「美術館に行くのが趣味です」と言うと「オっシャレ〜!」とちやほやされますよ!

老け顔で悩んでいるようですが、若くして老けた人は20代後半になると結構モテる傾向にあるので、今は悶々としながら男磨きをしとくのもいいと思います。

エプロンの似合うパパになりたいそうですが、世の中には「エプロンするほど本腰入れずに気軽に一緒にキッチンに立ってくれる男子が好き」って女子もいるようです。

素敵な出会いがありますように。

「自分に価値がない」とかどうしても考えてしまう頃だと思いますが、そんな大した価値なんてなくても、働いて、ご飯がたべれて、趣味に打ち込む時間があって、一緒に楽しんでくれる人たちがいれば人生そんなに悪くないですよ。

 最近ぼくは、ブログで描いたおっさん絵が評判なので嬉しくて、おっさんの絵の練習とかして楽しんでいます。

今日もこんなのが描けたので添付しときますね。

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当時からカッコつけたがりだったあなたは、今でもカッコつけてますよ。

それでは、また。

14歳のりとへ。