自立と引き換えに絵が上手くならなくなった

気がつけば10月ですね。

月はじめということで、ぼくが毎月トップ絵を描かせて貰っているポータルサイト「 GAMEHA.COM」さん用に描いたイラストをご紹介しようと思います!

見上げるジュリアさん

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絵のサイズが決まっているので、座った構図がどうしても多くなるのですが、たまにはこういうイラストもいいかなー?とか思って描いてみました。

キリッとGAMEHA.COMのロゴの上に立つジュリアさんです!

ん?

「立つ」と言えば、はてなさんの今週のお題が「自立」でしたね?

「Sponsored by CHINTAI」ってことは「一人暮らし」と「自立」を掛けてるんですかねー?面白いな。

まぁ、いいです。

今日後半は「自立」について書いてみようと思います。

アラフォーおっさんの自立の話ですが、ご興味ありましたらお付き合いください。

「自立」というか経済的に親に心配かけなくてよくなったのは26歳だった

何度かブログで書いたことがるのですが、ぼくはロスジェネの終盤世代ですので本当に仕事がない時代でした。

今になって思えば「仕事がない」ってのは少し語弊があって、ぼくらが子どもの頃から教わってた「大学に行けば就職できる」が突然通用しなくなって世の中が混乱しまくってたんだと思います。

そんなわけでぼくは大学卒直後ニートになりました。

大学卒業前にイラストの仕事があって、少しではありましたが収入があったんですね。なので「このまま続けてたらなんとかなるんじゃね?」みたいなノリで生きてました。

1年くらいして大学の先生から「知り合いのところがスタッフが足りなくて困ってるから手伝いに行ってくれないか?」って電話を貰ったんです。

給料が良かったという理由だけで安請け合いした先で仕事の面白さを経験しました。

後から聞いたのですが、大学の先生の電話はぼくの前にも何人もかけてたみたいで、ひたすら断れれた末にぼくにかかってきたものだったのだそうです。

でも、この電話がなかったら、人生変わってたかもしれません。

人生って、巡り合わせだなーってつくづく思います。

「運が良かった」と自分で思いますが、「目の前のことは一生懸命やってた」って自負もあります。

自立してから多分絵が上手くなってない

と、我ながらここまでいい話なのですが、ちょっとここからネガティブっぽい話になります。

でも、冷静に自己分析してる内容を語るだけなのでご安心ください。

このブログで以前にもご覧いただいたことがあるのですが、この頃描いたイラストがこれなんですね。

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使ってるソフトが違うのでちょっと塗り方違いますが「あんまり上手くなってないなー」って思うんです。

「何をおっしゃる!」と言われそうですが、実はもう1つ客観的事実があって、ぼくは実名で絵画を毎年展覧会に出展してるのですが、就職してから「入選」はできても「入賞」できなくなってしまいました

学生の頃は「入賞」経験もあるので、そういう意味では「下手になった」と言っても過言ではないのです。

理由は明らかで、絵を描くために使える時間の激減です。

「つま先立ち」を目指したい

「自立」できたので結婚し、家を建て、好きなものを買えるようになったわけなので後悔はないのです。

しかし「そろそろまたスキルアップしたいなー」なんてことも最近よく思います。

子どもの頃から絵を描くのが大好きで、ずっと描いてたあの頃の自分にちょっと申し訳ない気持ちになったりもします。

たまに技法書とかも買うのですが、どうも限られたお絵かき時間は「練習」より「作品作り」に使いたいみたいで、その誘惑に勝てないのです。せっかく買った技法書も横に置いて、今あるスキルで今描きたい絵を仕上げちゃう。いわゆるぼくの言う「お絵かき」です。

経済的に「自立」した上で趣味のスキルアップもしていける、いうなれば「自立」の先の「つま先立ち」ができる大人になりたいなー、なんて思う今日この頃です。

しかしぼくの「お絵かき」は今日も止まりそうにありません。ブログに新しいイラストが上がるたびに「まったく仕方がないな、りとは!」と暖かく見てやってください。

繰り返しますが「自立」と言うテーマで思いつくことを徒然なるままに書き連ねただけなので、深刻に思い悩んでるってほどでもないのでご安心ください。