【創作漫画】58話といつまでも東京に憧れる話

前回に引き続きブログに不定期に公開している漫画の続きが描けたので今日もご覧くださいっ

グランピレパ物語58話

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 この漫画は長田アニキ(id:nagatakatsuki) 主催の、参加者それぞれがオリジナルの国とキャラをつくって互いに交流する企画「PFCS」に参加させてもらって、PFCS世界の1つの国として描かせていただいてます。

こちらに今年書いたお話をまとめてますのでよければどうぞ

さて、今年の正月にぼくがうっかり書いた「魔王軍募集」に集まってくださった企画参加者の皆様からいただいたキャラを登場させるシリーズですが、今回登場のフィレッヒとワテルーミをデザインしてくださったのは、坂津 佳奈 (id:sakatsu_kana) さんでございます!

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坂津さんの原画です。

「よくこんなデザイン思いついたな!」です。

前回のアルフレッドくんをデザインしてくださったらんさんもなのですが、育った地域も年代も近いせいで、生み出されるものに妙な親近感をいつも感じるんですよねぇー。

摂取してきたものが似てるんでしょうね。

音楽とかって「ハタチの頃にハマったものをずっと聞きづつける」という話がありますが、創作の傾向もハタチの頃に自分が摂取していたものの影響を引きずるのかもしれないですねぇ!

坂津さんのブログはこちらです!

pfcs-sakatsu.hateblo.jp

さて、そんな地方で青春時代を送ったぼくなので、ハタチの頃の都会への憧れをいまだに引きずっていたりとかします。

「地方のロードサイドの景色がどこ行っても一緒」と言うけれど…

ここ10年くらいでしょうか。

「地方のロードサイドに立ち並ぶ店がどこへ行っても同じで、それぞれの地方の特色がなくなった」という話をよく見聞きするようになりました。

しかし、我々地方の人間にとっては「ロードサイド」こそが「都会」であり、テレビで見る「東京近郊のおしゃれで華やかな雰囲気」を感じられる場所だったりしたんですよね。

そういった場所を求めてぼくらは、一生懸命自転車をこぐ青春時代を送りました。

自転車を漕いで行けるのならまだいい方で、「カラオケにバスを乗り継いで2時間かけて行く」なんて経験をして大人になった友人なんかが職場にはいるわけです。

全国共通のチェーン店が並ぶとその地域の特色がなくなる?

じゃあぼくら若者はどこへ遊びに行けばいいんだ!?

てなものでした。 

最近、ちょっと変わってきた

この「地方のロードサイドがどこも一緒」問題ですが、最近はちょっと変化が出てきたように感じます。

ロードサイドが発展してきたせいでゴーストタウン化した駅前や、ちょっとした路地の奥まったところなんかにある空き家や空き地、空き店舗をリノベーションした隠れ家的(規模によっては隠れてない)小洒落たエリアが続々出来てきているように思うんです。

先日ブログに書いた「二拠点生活」ですが、そう言うのに憧れはあっても現実はなかなか…ってぼくみたいな人間にとって、地方の日常生活の中にポツポツとある都会って感じがして、いいなって思ってます。

ただ、まだまだ数が少なくて、地方の都会に飢えている人間が大挙して集まるので休日なんかは大変なこといなるんですけどね…!

そんなわけで、都会に憧れはあるけど地元が嫌いじゃないぼくでした。

ただし、美術館の特別展情報なんかをチェックするたび羨ましくて地団駄を踏んでいるということだけは言わせていただこう…!