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『ふしぎの海のナディア』について語らせていただきます

先日、90年代に好きだったアニソンについての記事を書いたんですね。

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すると『ふしぎの海のナディア』について、知らない、覚えてないといったコメントをいくつかいただきまして「偉大なアニメだと思っていたけどすっかり昔のアニメになってしまったのか!これは語り継がなければならない…!」という謎の使命感を抱いてしまったので、今日はダラダラと「ナディアのここが面白い!」を語りたいと思います。

簡単なあらすじ 

核心に触れるネタバレは避けつつあらすじを書きますね。

お話は1889年のパリ万博から始まります。

おじさんと一緒に万博のイベントの1つである飛行機コンテストに参加するためパリにやってきた発明好きの少年「ジャン」君は、自作飛行機の調整中に通りかかった女の子に一目惚れします。

 

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おじさんと2人で、とはいえ飛行機作っちゃうし、一目惚れした女の子に猛烈にアタックするし、見た目とはうらはらに何気にスペック高いです。

この女の子「ナディア」は、サーカスの一座に拾われた孤児で「多分自分はアフリカの産まれだろう」と思っています。

彼女は相棒の子ライオン「キング」と共にサーカスの舞台に上がりながら各地を転々としていたのでした。

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本当は褐色の肌です!

お近づきになりたくてナディアのあとを追ったジャンですが、そこでナディアが生まれた時から身につけていた唯一の出自の手がかりである首飾り「ブルーウォーター」を狙った「グランディス一味」に襲われます。

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実はグランディスは結婚詐欺にあって全財産を失った貴族の元ご令嬢なんですよね。付き従うハンソンとサンソンはそんな彼女をほっとけなかった元使用人という憎めない3人組。

ジャンの作った飛行機で無事に逃げ切り「アフリカまで送って行ってあげるよ」と海を渡っている途中で飛行機が故障、たまたま通りかかったアメリカの戦艦に2人は助けられます。

しかし今度は、その戦艦が謎の怪獣に襲われます。

ナディアの世界では、世界中の海に謎の怪獣が出没していて、船乗りだったジャンのお父さんも行方不明になっていたのでした。

このピンチを救ってくれたのが、この時代の科学では建造不可能な技術を搭載した潜水艦ノーチラス号と、船長の「ネモ」でした。

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ひたすらに格好良かった…!艦長ではなく船長と呼ばせるんですよね。「これ以上は機体が持ちません!」にも「構わん!」と一喝する姿とかたまりませんでした。

ノーチラス号の技師に飛行機を直してもらい、再びアフリカを目指していた最中、通りかかった島で何者かに狙撃されてしまいます。

その島は「ガーゴイル」という男が率いる謎の秘密結社「ネオ・アトランティス」に占領された島でした。

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この衝撃的なデザイン、当時はめっちゃ怖かったです。そして破壊兵器の発射からミスを犯した部下の始末まで全て指パッチンで済ませてしまえるところに凄まじい統率力を感じました。

グランディス一味とも合流し、ネオ・アトランティスに両親を殺された女の子「マリー」も連れて命からがら逃げるジャンたちを再び救ったのはノーチラス号でした。

世界中で確認されている怪獣の正体はネオ・アトランティスの潜水艦で、ネモ船長たちは彼らと戦っていて、やっと見つけた彼らの拠点がこの島だったというのです。

こうしてジャンたちは、ノーチラス号とネオ・アトランティスの戦いに巻き込まれていくことになるのですが、実はナディアの持ってるブルーウォーターは彼らの戦いと深い関係があるようなのです。

ナディアを見つけたことに歓喜し、執拗に追い回すガーゴイルと、ナディアに対してやけによそよそしい態度をとるネモ船長。

この3人の関係は!?

というお話なのですが、以下ナディアの好きなところをテキトーに語ります。

ヒーローが運動音痴

ジャンくんは発明少年なので、完全に文化系男子なんですよ。

なので、運動はからっきしなのです。

ヒーローものでいえば、3番手くらいにいそうなメガネ君です。

でも、ナディアのためにいつも一生懸命で、その頭脳でナディアのピンチを何度も救う、間違いなくこの物語のヒーローなんですよ。

ナディアが放映されてた当時は、孫悟空が空を突き抜けてフライアウェイしてた頃だったので、すごく新しいタイプのヒーローに見えました。

以前「ポケモンが流行ってからRPGのスタイルが変わった気がする」という話を書いたことがありました。

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ポケモンの「属性」っていう要素は「主人公が最強になって全ての敵を蹴散らす」物語から「敵との相性を見極めて駆け引きをする」物語が流行る呼び水にもなったよなって思うんです。

「身体能力ではなく頭脳で戦うヒーロー」は1つの属性としてポケモン以後ではよく見かけるようになりましたが、早すぎる登場だったんではないか!?て思います。

ぼくは当時ナディアのことがあまり好きになれなかったのですが(理由は直下に書いてます)、ジャンくんの活躍が見たくて見てました。

黒人のツンデレ女子がヒロイン

ナディアははじめものすごく高飛車な女の子として描かれます。

素直でまっすぐなジャンくんと並ぶと余計に感じ悪く見えました。

それがちょっと鼻について、当時はあんまり好きになれないヒロインでした。

でも、一歩引いて冷静になって考えると彼女は「1889年のヨーロッパでサーカスの一座に身を置く孤児の黒人」なわけですよ。

これは相当に地位が低かったのではないでしょうか。

彼女は作中当時のNHKとしてはかなり攻めたセクシー衣装を身にまとっていますが、これもサーカスの舞台衣装で、ショーの途中でグランディスに襲われてジャンに助けられたままなんですよね。

つまり、本人の意思で選んだ服ではないわけです。(衣装について好きか嫌いかナディアが明言してるシーンはなかったように記憶してます)(あったらごめんなさい)

そんなルサンチマンを抱えた彼女に言い寄ってくるジャンくんは、小ぎれいな身なりの頭のいいフランス人なわけです。

そりゃ卑屈になるわな!

って思えてきます。

そんな彼女ですが、物語が進むに連れて次第にジャンくんに心を開いていきます。

ツンデレです。

ツンデレって言葉を初めて聞いたのって確か2005年くらいだったと思うんですよ。

相当に早いですね!

艦隊戦がめっちゃかっこいい 

ネオ・アトランティスとノーチラス号の戦いのシーンも見逃せません。

ネオ・アトランティスという巨大組織に単艦で挑むって構図は完全に宇宙戦艦ヤマトでありホワイトベースなんです。

ああいうのが好きな人はたまらないと思います。

派手な砲撃戦もあれば、人死にもあります。

詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、ぜひ見て欲しいです。激アツです。

ちょっと長くなってきました。

「見てみようかなー?」って思われる方が1人でも増えることを祈り、そろそろ終わろうと思います。

ありがとうございました。 

そしてそんなナディアと同列に偉大だと思ってるアニメは「KEY THE METAL IDOL」なのでこちらもよければ!

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