やはりぼくはアナログ絵の方が性に合ってると思います

最近休日のたびに少しずつ描いてる水彩画の続きの進捗でございます。

ちなみに前回はこんな感じでした。

rito.gameha.com

だいたい8割くらいできました!

f:id:rito-jh:20190714162725j:image

パッと見では、あまり前回から変わってないように見えますがお分りいただけるでしょうか?

「花びらが重くなったな」と思ったので薄く白乗せました。

葉を1枚ずつ描き込みました。

葉に近・中・遠の3種類の距離感をつけました。←これもうちょっと必要ですね…。

というわけでだいぶ完成形が見えてきたなーって思います。

でも、これが絵の恐ろしいところが、いつまでもいくらでも手が入れられるってことですよねぇ〜。

なので、明確に「あとここ」って定めておこうと思います。

完成に向けて次回への課題

もっと花びらを目立たせたいなって思ってます。

周りとのトーンにもっと差をつけるべきかなぁ?

ふわっと光ってるようなのが理想なんですよねぇ。

速水御舟の「炎舞」って作品があるんですが、ああいうふわっと感に憧れます。

www.google.com

ちょうど先日の「新・美の巨人たち」で取り上げられてたんですが、あの絵御舟さん31歳の時の作品なんですね!

スッゲーなぁ〜。

しかも、山種美術館で展示してたら「大事な作品に後ろから光を当てるとは何事か」とお叱りを受けたことがあるとか。

ぼくも実物見たことあるんですが、本当に発光してるように見えますもんね。

あ、話がそれました。

それくらい、ふわっと光ってるように見せたいです。

あとは、画面で色が踊ってるようにしたいです。

実は今回ついに赤色解禁してるんですよね。

でも、まだあんまりわからないですよねぇ〜。上手く効いてない…。

忘れる

この水彩画シリーズは、その時ぼくが何考えてたかとか、次回何したいかについて書いてますが、これが次週の自分のために割と役に立ってます。

社会人になってから、絵を描いてる時の1番の課題が「前回、次自分が何しようとしてたか忘れる」ってことだと思うんです。

「忘れる」だけじゃないですねー。

「気持ちが途切れる」ってのもあるな。

あれやこれややらないといけないいろんなことを、どうにかやりくりして作った細切れ時間で絵を描くじゃないですか。

そうすると、発症するんですよね。

「あれ?次何するつもりだったっけ?」って。

「あーそうだったそうだった!」って思い出して「お!気分が乗ってきた!」と前回の気持ちと接続するまでだいたい1時間くらいかかる気がします。

なので、作業時間が30分だと繋がらないまま。

1時間だと「気分が乗ってきたのに…」って不完全燃焼で終了。

2時間くらい続けて描けたらアドレナリンが出て幸福感を感じます。

でも、2時間絵を描き続けられるなんて、なかなかできなくて、それでも無理やり描いてるから、つぎはぎだらけのフランケンシュタインみたいな絵になってるよなーってのが、大人になってからのぼくの悩みです。

まぁ、泣き言ばっかり言っても仕方ないから、なんとかしたいです!

そして、そんな鬱憤を晴らしてくれるのが気楽にできるデジタルでのお絵かきなんです。

液タブが苦手

2年前くらいに「液タブ挫折した」って記事を描いたことがありました。

rito.gameha.com

 小さい画面にちまちま描くのがどうしても辛かったんですよね。

今回の水彩画、F4号(242x333mm)のキャンバスに描いてます。

絵としては小さい方のサイズです。

普段絵を描かない方って、大きなキャンバス見ると「こんな大きな絵が描けるなんてすごい!」って言ってくださるんですが、大きな画面って細かな部分が拡大されて描けるので、案外楽なんですよね。

当時ぼくが買った液タブは15.5インチ。

だいたいF4号と同じくらい。

ただ、液タブはパレットやらツールボックスやら同じ画面内に出さないといけなかったりするのでさらに小さくなりますよね。

これ以上小さくなるとちょっとしんどいです。

やっぱりぼくは、アナログ絵の技法でそれっぽくイラストを描いてるだけなんだなぁ、とか思っちゃいます。

というわけで、今回も恒例の絵を描いてる時特有の思考ぐるぐる状態を垂れ流させていただきました。

特に鬱っぽくなってるわけではないのでご安心を!

と、今アマゾン見てたら今大きいサイズの液タブもかなり値が下がってますね…。

これはそのうち買ってしまうかもしれません…。

やばい。