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【映画感想】『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』が面白かったのでお勧めしたい

何気なくAmazonのプライムビデオをザッピングしてたら『甲鉄城のカバネリ』というアニメの新作が目に飛び込んできて「おや?」と思ったら『海門決戦』という映画作品を3分割したものでした。

「これはこれは!」と思いながら最近次男を寝かしつけながら少しずつ見てたんですがとても面白かったので今日はそのお話をしようと思います。

この映画は、TV版の『甲鉄城のカバネリ』の続きのお話なので、ご覧になってない方のために、そもそもこのアニメの何がぼくに刺さってるのかってとこから語らせてくださいね。

よかったらお付き合いください。

甲鉄城のカバネリ 総集編(完全生産限定版) [Blu-ray]

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キャラ原案が美樹本晴彦さん

ちょっとネットで検索してくださったらお判りかと思うのですが、カバネリ関連のイラストはとても美しいのです。

それもそのはずでキャラデザさてれるのがガンダムやらマクロスやらでぼくらをワクワクさせ続けてくれている美樹本晴彦さんなんですよね。

で、このカバネリなのですが、決めシーンと言いますがハイライトシーンの美樹本さんの絵の再現率がめっちゃ高いんですよ。

すごいです。

逆に、話を先に進めるシーンなんかは「これはどうした?」みたいな原画になるのですが、そのギャップはむしろぼくには清々しさを覚えるレベルです。

こういう思い切ったことするの、嫌いじゃないんですよね〜。

時代劇+スチームパンク+ゾンビ

物語の舞台になるのが「日ノ本」という架空の国なのですが、名前の通りの戦国時代の日本がベースになっています。

この国は「カバネ」というばけものが徘徊していて、カバネはウイルスに感染した元・人間で、カバネたちは生きた人間を襲い、カバネに噛まれたらウイルス感染してその人間もまたカバネになるという、つまりゾンビなんですよ。

人間たちはカバネから身を守るために各地に「駅」という名前の砦や城を築いて、駅間を「駿城」という装甲機関車(かなり大型で居住区画もある、つまり戦艦みたいなものです)に乗って駅を行き来しながら辛うじて人間社会を維持していますが、大軍となったカバネに各駅が襲撃されたりする、わりとディストピアな世界が舞台です。

人間たちは蒸気機関の技術を武具に応用して戦います。

そんな訳で、時代劇にスチームパンクを上乗せした衣装の登場人物たちが、迫り来るゾンビたちと戦いながら安住の地を求めて機関車で旅をするという、いろんな要素がてんこ盛りの極上エンターテイメントになってます。

主人公とヒロインがイイ

主人公の「生駒」は、妹をカバネに噛まれ、苦しみながらカバネ化していく妹に自ら止めを刺したことをトラウマに、カバネに対する復讐心を原動力に生き、独自にマッドサイエンティストのように対カバネ武具の開発をしています。

そんなおり、TV版の第一話でカバネに噛まれてしまい、試作品だった器具でウイルス感染を脳の手前で食い止めることに成功し、体がカバネ化しつつも自我を保つ「カバネリ」と呼ばれる存在になります。

ヒロインの「無名」もカバネリです。

彼女は、幼い頃死にかけたところを救ってくれた対カバネ戦闘集団の頭である「美馬」に心酔し、彼の役に立ちたい一心で美馬が独自に研究していた人工カバネリ化技術でカバネリとなりました。

生駒はカバネの身体能力を人間社会の復興のために使おうとします。

無名も自分を救ってくれた美馬のために身を捧げるつもりでいます。

しかし「カバネリはいつかウイルスが脳に届いてしまい完全にカバネ化してしまう」と言われていて、人間に忌み嫌われる存在です。

この物語は、そんな2人が肩を寄せ合いながら自分たちの幸せを求める物語でもあるんです。

…で、映画の話なのですが

最初に書いた通り、TV版の続きの話になるので映画の話を描こうとするとどうしてもTV版の話のネタバレになってしまいます。

なので多くを語りませんが、相変わらずのスチームパンク時代劇で派手なバトルやどんぱちやるのですが、なにはともあれ無名の可愛さをとにかく愛でる作品だな、と思った次第です。

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予告編をみて「あ、これは自分の琴線に触れる作品だ!」と少しでも思われたら、その気持ちは間違いないと思います。


映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』予告編