うちの娘はすぐキレるんですよ。
これまで何でだろう?と思ってたんですが、この正月休みにじっくり観察してると「ああ、おれと性格よく似てるな」と気がつきました。
一言でいえば、自分の予定にないイレギュラーな事態が嫌いなんですね。
わかりやすく例えるなら「今日のお出かけは午後3時に家に帰るよ」と聞いてたのが、4時になったらすごく嫌なんです。
なぜなら3時以降の予定が自分の中にすでにあるからです。
でも、親からしたら「え?みんなで楽しくお出かけしてるのになんで?」です。
「今夜のおかずはコロッケよ」って聞いてたのが「奮発して焼肉にしたよ!」もダメです。
もう、口とお腹がコロッケのつもりだったからです。
親からすれば「え?豪華になったのになんで?」です。
わかりやすく例えたんでフィクションなのですが、イメージとしてはこんな感じです。
ちなみに言うと、うちの奥さんは「せっかく出かけたんだからついでにあっちやそっちにもいっとこう!」とか、朝「夕飯のメニューはこれね」と言ってたのが冷蔵庫の残りものやチラシのセール品によって変わるので、相性がちょっと悪いんですよね。
ぼくはそれでも大人だし、そんな価値観の違いに惹かれたので、モヤっとするくらいで済ませてることができるのですが、まだ小学生の娘からすれば上手く飲み込めないし言語化できないので「クワッ!」ってなるわけなんですね。
なるほどなって思いました。
そして、傾向が分かれば対策もしやすいです。
何といってもやっこさんはぼくと同じ思考パターンなわけです。
つまり、娘にはあらかじめ予定を知らせてやって、その予定に突発的な事態も想定されることを含ませておく、そして奥さんには「娘にはこういう予定だと伝えてるよ」とそれとなく匂わせておくんです(ここでポイントなのは、こういう予定で「確定です」としてしまわないことです)。
先日、正月休みに子どもを叱らなかったと自画自賛してましたが、このことに気付いて、対策を講じられたのも大きかったなと思っています。
わかればなんてことない性格なんですが、そんなこともわからないくらい、ちゃんと娘を見てなかったのかぁー、と反省しました。
もっといえば、仕事では毎度やってる「ホウ・レン・ソウ」の徹底ですよね。
ビジネスライクな感じがするので家ではうっかりスルーしてしまいかねませんが、他人と他者は意味が違うとしっかり自覚せねばなと思った次第です。