ここ4、5年くらいの間でしょうか。職場の新人さんが、上司や先輩から仕事を頼まれた時に、たまに「無理です」と返してるのを見聞きするようになりました。
就職氷河期世代としてはドキッとする問答なのですが、「無理です」と言えずに潰れたり辞めたりしていく同僚をこれまで何人か見てきたことを思うと、この方が健全なのかもしれないな、とも思ったりします。
言ってる本人たちも「いやムリっしょ〜」みたいな、軽いノリではなくて、本当に無理そうなオーラを醸しています。
キャパって本当に個人差があるんだろうなって思います。
なのでできる人の基準に合わせるのではなくて、真剣な顔で「無理です」という若手さんの「無理です」がでるちょっと前くらいの仕事量で回すのが本当は良いんでしょうね。
そして、余裕のある人が他人より働いたなら、それは賞与で応える、というのがみんなWin-Winなんだろうと思います。
時代背景や文化の違いがあるので一概には言えませんが、日本の労働生産性を海外と比べるとやっぱりげんなりするので、自分のできる範囲で、できることはやりながら楽しく生きていきたいですね。