自転車に乗ってうろうろするのが気持ち良い季節なので、仕事帰りに寄れる本屋に行っては本を物色しています。
先日も書いた通り、古本屋に行くのも楽しいです。
iPadが出た時に「電子書籍元年だ!」と1人で湧き立ち、当時たくさんの本をいわゆる「自炊」したんですが、それはそれでスペースができてよかったのですが、そうやって作ったスペースも今や子どもの学校関係のものが乱雑に詰まっていることも相まって「本の形で持ってても良かったなぁ」とか思わないでもないです。
こういうのは過ぎてみないとわからないですしね。
人生は、経験して失敗してなんぼです。
今は「失敗したくない」ってマインドが世の中に浸透しているらしく、本や映画も誰かの「お墨付き」がついたものしか読まれないし観られないのだそうです。
ちょっともったいないなって思います。
古本屋でたまたま見つけた本がびっくりするくらい面白くて「こんなのあったぞ!」って仲間内で盛り上がるのってむかしとっても楽しかったなぁ、とか思いながら、寒くなって出かけるのが億劫になったら書斎でぬくぬくしながら読む本を、今から積んでおこうと思っています。