二次会に行かなくなった

コロナが5類になって1年、ということは飲み会が復活して1年経でもあります。

この1年、ぼくはすっかり二次会に行かなくなってしまいました。

20代の頃は二次会というか、そもそも仕事の飲み会が面倒くさかったのですが、30代になって後輩ができたことで今までより気を遣わなくて良くなって、巷にパワハラとかアルハラなんて言葉も出回るようになったのでさらに飲み会が気楽になり、誘われるまま二次会にも行ってたのですが、3年くらいコロナでブランクが開いてしまって、その間にメンタルにもくるものがあったりして、規則正しい生活を心がけるようになったので、そうすると二次会に誘われても「帰って洗濯機回さないといけないしなー」とか「明日の朝も子どものことしないといけないしなー」とか、そういった心配事が先に頭をもたげるようになりました。

かつて「あとは若いものたちで楽しんで〜」と言いながらそそくさと帰っていく諸先輩方の姿を見送っていましたが、コロナの間にぼくはいつの間にかそっち側に行ってしまったのか、と思いました。

そんなことを思いながら、夜の街を歩いていると、ほろ酔いで幸せそうに腕組んで歩いてるカップルとか見かけて、「若いっていいな」なんて、ちょっと懐かしくなったりしながら家に帰って洗濯機を回し、翌日の子どものスポ少に備えるのでした。

今週のお題「懐かしいもの」