幸せな光景

こないだ出張に行った際に、目的地にちょっと早く着いたので近くの古本屋さんに寄ったのです。

去年の夏頃にブログに書いたような記憶があるのですが、やはり古本の匂いってなんか落ち着きます。

とはいえ、たとえば古本の匂いのフレグランスとか欲しいか?って言われたらそれは良いかな?って思うわけで、フラッと立ち寄ったお店で嗅ぐのがやっぱり良いのです。

で、そのお店はゲームとかも売ってる系のお店だったのですが、小学生くらいの男の子がお母さんらしき女性とゲームを選んでいて、「これが欲しい!」みたいな感じでゲームを選び、レジに持っていき、会計を済ませ、ゲームを手渡され、嬉しそうに右手にゲーム、左手で母と手を繋ぎ、みたいな感じで帰っていくのをぼんやり眺めて、「良い風景だなぁ」とか思ったりしました。

誕生日とか、お正月とか、特別な日にファミコンソフトを買いに行った思い出が脳裏をよぎっちゃったりとかして、家に帰って電源を入れるたびに自分じゃできないような冒険をする主人公に胸躍らせちゃったりとか。

楽しかったな。

ぜひあの少年も、楽しい時間を過ごしてくれたら良いなと思いました。

ただ、親の立場がわかる今となって「ちゃんと宿題は済ませてからね!」と心から願います。