「いま、私たち人生で1番幸せだね…」と隣に座った彼女は言いました

こんにちは、りとです。

先日受験の話をしたところ「大学の話をもっとちょうだい」というコメントをまど(id:ma-corpus)さんからいただきましたので調子に乗ってまた書こうと思います。

それはいつも一緒にいたあの子からの言葉でした

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ぼくの行っていた美術大学は、一般の大学でいうところの「ゼミ」のような単位で部屋を当てがわれて、その部屋の中でさらに自然とそれぞれの「陣地」をつくるという共同アトリエのような使い方をしていて、講義の空きコマなど自然とそこにいるようになってました(多分、どこの美大も同じなんじゃないでしょうか)

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当時の記憶を頼りに大図解!

当然、同じ部屋で陣を構えてる友人は、特に一緒にいる時間が長くなるようになります。

ある日、隣の女の子が呟いたんです…。

「いま、私たち人生で1番幸せだね…」

ここで、若干釣り気味なタイトルをつけてしまったことをお詫びさせていただきます。

そうです。彼女が言った言葉の真意は「学生という身分を保証された状態で好きなことを好きなだけ毎日できるって、今後の人生考えても今最高に幸せだよね!」ってことです。

タイトル見てワクワクキラキラされた方ごめんなさい!

男女の関係はなかった

ずっと一緒にいるせいでしょうか、この室内では独特な空気が流れていて、男女を意識することがなかったんです(名誉のために付け足しますが、美人さんばかりでした)。

んで、さっきの子は一緒にいる時間が長くて特にウマが合ってたように思います。

「アナタそんなこと言って!向こうは実は…」と思われるかもしれませんが、向こうも彼氏はいたし、本当に腹割っていろんな話をしました。

なのでぼくは「男女の友情はある派」なんですよね。

ぼくにとっては当たり前の毎日だったのですが、大人になって実は凄く珍しい現象だったと知って、そういう意味でも「いい経験ができたなぁ」と思っています。

久しぶりに彼女に会った

実は先日出張で彼女が今住んでる町の近くに行ったので、時間つくって久しぶりに会って一緒に美術館に行きました。

気持ちが学生時代に戻ってとても楽しかったです。普段笑わないような、でも「そういえば学生の頃はこんなことで笑ってたな」ってことでおかしくなって2人で大笑いしたりしました。本当に楽しかった。

彼女に会ったのは2年ぶりでした。

その前は5年前、またその前はさらに2年前でした。

気持ち的には学生の頃と変わらないのですが、2人ともすっかり「いい大人」でそれぞれの人生があって、きっと死ぬまでにあと数えられるくらいしか会って話をすることはないだろうけど、まるでまた明日も会えるみたいに「またね」と言って別れました。

本当にいい友人です。 

 

…最後に、確かに学生の頃のように思うまま絵を描き続ける事はできなくなりましたが、視野が広がったりいろんな経験ができたり「幸せなのは今だけではないですよ?」と現在学生の皆さんにお伝えして終わります。