ぼくは『るろうに剣心』の北海道編が読みたいことを思い出した

こんにちは、りとです。

金曜ロードショウで『るろうに剣心』を二週連続でやってましたねー。

みなさん見られました?

今日の話は一瞬だけネタバレに触れます。

るろうに剣心 伝説の最期編

るろうに剣心 伝説の最期編

 

 ぼくは中学校2年生の頃に連載が始まったストライク世代だったこともあり、また当時「ファンタジー漫画にサムライや忍者は登場するけど主役じゃないから、サムライが主役の漫画とかあればいいのになぁ」なんて思ってファンタジー世界でサムライが主役の漫画を個人的に描いてたりしてた(妙なことを思い出してしまった…)もんだからどハマりした漫画でした。

この映画化も、はじめは「また人気原作漫画の実写化かよ…」みたいな雰囲気だったのに対し「当時はできなかった演出が、今のCG技術ならできるようになったので映画化に踏み切りました!」という触れ込みや、俳優さんたちの本気の殺陣の様子なんかが公開されて期待が膨らみはじめ、実際映画見たら「チャンバラシーンがマジすげぇ!!」みたいな、そんなちょっとしたお祭り騒ぎになりましたね。

ぼくも、個人的な意見ですが「蒼紫がただのストーカーっぽい」って思ったり「最後剣心たち煉獄に乗りこむ意味あったか?」と思ったりもしましたが、そんなことどうでもよくなるチャンバラシーンがもう一回観たくて金曜ロードショウで見ました。

あの「鍛えたら本当にできるんじゃないか?」 って思える限度スレスレのアクションがかっこいいですよね!

てな具合で観てたんですが、改めて見ると、るろうに剣心って本当カッコいいセリフが多いですね!

あんなカッコいいセリフが紡げるなんて、作者の和月さんは本当に偉大だな!なんて思ったりしました。

新連載直後の書類送検ショック

そんな和月さんですが、剣心の「北海道編」連載を開始して、ぼくらおっさんのテンションを最高に高めた直後の昨年末に書類送検されたことはみなさんもよくご存知のことと思います。

まぁ、ショックでした。

と同時に、「癖はどうしようもないものなんだな…」と改めて思いました。

あんなに面白い話を考えられる人が頭が悪いわけがない。なので発覚した時に自分がどうなるかなんて重々承知だったはずですよね、きっと。

それでも、自分の特殊な「癖」を抑えることができなかったんだなー、と…。

緩やかに抑止できればいいのにな、と思う。

「活人剣」くらい、ものすごーく綺麗事のお題目だとわかって言いますが、こういった「癖」は「不治の病」みたいなもんだという認識を持って、社会や周りの人たちが本人に犯罪を犯させないよう、ゆるーく予防線を張れるようになればいいなと思います。

「外出時に家の扉に厳重に鍵をかける」のって「他人は誰も信用してない」だと寂しい気がしますが「盗癖がある人が犯罪に手を染めないように」だと急に「思いやりある行動」になる気がするんです。

犯罪者が出るたびに、その人を社会的にフルボッコにするだけじゃあ後から後から同じような人が出てくるだけな気がして、「世紀末リーダー伝たけし」が打ち切りになった時に、何か別の、思いやりある方法について考えられたら「北海道編も打ち切りになるのでは!?」みたいな心配しなくて良かったのかもなー、なんて映画観ながら考えたのでした。

…って、性癖に対してどう予防線を張ったらいいか、さっぱりアイデア浮かばないんですけどね!

っあ!VRで満足できるようにするとか!?

そんなこと完璧にできるようになったら人類滅ぶか…