お元気ですか?りとです。
平成最後の8月が始まりましたね!
というわけで、ぼくがトップ絵を描かせていただいてるGAMEHA.COMさんとこへ提出した8月絵をご紹介させていただきます。
すっかり常連の皆さんにはおなじみの、HAMEHAオリキャラのジュリアです。
この時期なので、水着を期待しましたね!?
しかし、去年もこの時期そんな話をした気がしますが、ぼくは水着イラストより着衣イラストの方が描いてて楽しいのです!
また方々から「変態と言う名の特殊な嗜好」との声をいただきそうですが、秘密があるからこそ魅惑的なのです。
この件についてふと3年前に観た「春画展」のことを思い出したので語ります。
日本の美術館が首を横に振りまくった春画展
2014年だったと思うのですが、アート系の雑誌で大英博物館のとある特別展が一時期話題に上がりまくってたんですよ。
それが「春画展」です。
「春画」って改めて説明する必要もないかと思いますが、男女(男女以外もあります)がコトを致している様を描いた浮世絵で、教科書とかで有名な富嶽三十六景描いた北斎だって描いてる、当時わりとポピュラーな絵なんですよね。
この春画を一気に展示する特別展が、大英博物館で公開されたところ大盛況になったわけなんです。
海の向こうで大いに話題になった特別展、主催者さんが「里帰りを!」と日本で引き受けてくれる美術館を探したところ、どこも手を上げてくれなかったそうです。
そんな中「うちでよければ」と手を挙げ、翌年日本でも開催された春画展の場所が東京の永青文庫さんだったんです。
そしてなんとぼく、会期中ジャストタイミングで東京に出張に行く案件がありましてね。仕事の後行ったんですよ!
とてもよかった!
春画の魅力
もう、全てがチラシに濃縮されてると思いました。あまりの美しさに保存してしまったチラシがこちらです。
凄くないですか!?この場面の切り取り方!!
みんなが見たい部分は何も描かれていないのに、全てを物語っている…!
春画の魅力も存分に語っている…!!
そりゃ大英博物館でも大盛況だと頷けます。
ぼくはこういう、「咳をしても1人」みたいな、日本芸術の「全部語らない感」が凄く好きです。
というわけで、皆さんにも「森の泉で水浸しのジュリア」を堪能していただければ幸いです。
「特殊な嗜好」ではないのです。「日本の芸術文化へのリスペクト」なのです(怒らないで!)
ところで…
このブログってもともとイラストブログだったんですよ!
皆さんご存知でした?
しかし最近、ちょっと忙しくてあまりイラストを描けていません。
8月下旬になったら少し落ち着くので、そしたらまたイラスト描いていきたいと思います!しばしお待ちください。
そういえば、以前から「美術作品について語って欲しい」というありがたい声を頂いております。大好きな美術品がたくさんあるので熱く語りたいのですが、なにせ画像がないとうまく語れず、かと言って自分でも色々検索してみるのですが正しい画像の引用の仕方がいまだにうまく掴めてないって状況です。
また教えていただければ幸いです!