りとブログ

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『パンドラの塔』という業の深いゲーム

今日はぼくが「リメイクして欲しい」と思っているとあるゲームについて語ろうと思います。

それは『パンドラの塔』

パンドラの塔 君のもとへ帰るまで - Wii

パンドラの塔 君のもとへ帰るまで - Wii

 

2011年にWiiのソフトとして発売されたゲームなのです。

さらっとあらすじを紹介しますと、エリシュオン王国という架空の国の王都で収穫祭が行われてるところからお話が始まるんですね。

国教とされている「エオス教」の巫女であるヒロインの「セレス」が広場で聖歌を捧げている最中に、突如セレスの背中に謎の文様が現れ、悪魔みたいな獣みたいな異形のものが空から降り注ぎ収穫祭に集まった民衆を襲いました。

王国軍はセレスが災いの元凶として捕らえようとするのですが、先の戦争でセレスに恩のある兵士の1人「エンデ」がセレスを連れて逃走します。

2人は「グライアイ」と名乗る謎の行商人の老婆に助けられ、軍の隔離施設である「十三訃塔」のふもとの監視塔へ身を隠します。

そこでグライアイは「時間とともに獣化する呪いがセレスかけられている」ことと「十三訃塔に巣食う獣の主の肉を食べれば呪いが解ける」こと、そして「主の下僕の肉を食べれば一時的に呪いの進行を遅らせることができる」ことを教えてくれました。

エンデはセレスを救うため、謎の塔に挑むのでした。

とにかく業の深いお話

このゲームは、エンデを操作して塔を攻略し、主を倒すことが目的になります。

しかし、画面上に常にセレスの「獣化タイマー」が表示されているんですね。

なので「塔でエンデのライフがゼロになる」と「待ってるセレスが獣化する」のどちらかでゲームオーバーです。

というわけで「下僕の肉を集めながら少しずつ塔を攻略し、タイマーが危なくなったら引き返してセレスに肉を与え、装備を整え塔の続きを攻略する」というスタイルになります。

この節々にですね、様々なフェチというか癖をくすぐる設定が散りばめられてるんです。刺さる人には刺さりまくるというか!

その点について、以下列挙していきたいと思います。

・可憐な美少女が時間とともに醜くなっていく

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セレスが獣化するのは先に説明した通りなのですが、ここでいう「獣」というのが、いわゆるクリーチャーレベルにグロいんです。

タイマーの残り時間に応じて肌がただれ、ツノや触手が生え、よくわからない体液を垂れ流すようになっていきます。

時間に余裕のあるうちに戻れば顔に青アザができるくらいなのですが、かなり遅く戻ると、普段セレスが生活しているフロアから地下に向かって体液を引きずった跡が続き、地下室の片隅で外套を羽織って丸まって震えるセレスと対面したりするんです。

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それでもまだいい方で、いよいよキワになると自我を失って発狂し、エンデが「1人で寂しくないように」とプレゼントした小鳥をムシャムシャ食べているセレスと対面する羽目になるんですよ。

・宗教で禁止されているものを食べることを強要する

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セレスが信仰している「エオス教」は肉を食べることを禁じられています。さらにセレスは「巫女」という立場です。そんな彼女に、生き延びるためとはいえ肉、しかもクリーチャーのような獣の生肉を食べさせるのです。すごい背徳感のある映像が展開されます。

・憧れの人を自分だけのものにする

背徳感といえば、一兵卒であるエンデが「憧れても手の届かない存在」である国教の巫女を匿い、彼女の秘密を知り、自分が命運を握るという設定も、えも言えぬものがあります。

しかもこのゲーム、肉以外にも花やら服やらいろんなものをセレスにプレゼントできるようになっていて、親密度が上がっていく恋愛シュミレーションゲームの要素も含まれているところがニクいです。

クリアできなかった…

ぼくは苦しむセレスの姿を見ることに耐えられず、塔にちょっと潜ってはすぐ帰るという高ワークライフバランスなプレイをしてたせいで全然塔の攻略が進みませんでした。

このゲーム、やってることは「トルネコの不思議なダンジョン」と変わらないわけですよ。

なのに、中年メタボのおっさんの空腹度が極限に近づいてても気にならないのに、セレスたんが苦しんでる姿はダメなんです!

さらに、エンデはグライアイから授かった「オレイカルコスの鎖」という武器で戦うんですが、これWiiリモコンで操るんですよ。しかしぼくWiiリモコンがものすごく苦手だったんです!!

なので、2人の結末を見ることなくこのゲームは積んでしまいました…。

というわけで、できればニンテンドースイッチくらいで、アクション苦手な人でもなんとかなるレベルにバランスとか調整してリメイクで出てくれたら嬉しいなあって思ってます。

よくこんなゲームWiiで出したなと、いい意味で思う『パンドラの塔』ですが、ここまでのお話で何かしらフェチという名の心の琴線に触れた方は、ぼくと一緒にニンテンドーさんにお祈りしましょう。

「リメイクよろしくお願いします。」