今日はぼくのとある持病の話をしようかと思います。
ぼくはゲームが好きで、夜寝る前に30分くらい異世界を旅してから床につくことは読者登録してくださってる方は何度か読んだお話かと思います。
そして、ぼくは小説のページをめくるように物語を綴っていくタイプのゲームが好きなんです。
昨今のゲームの美麗なグラフィックの中で、物語の主人公を自分で操作して物語が進んでいくというのが楽しみなんですね。
楽しいのは、物語が始まった頃、そして次第にメインキャラたちの結束が高まっていき、物語の核心に迫っていく段階にはぼくのテンションもモリモリと高まっていきます。
世界の謎が少しずつわかり、倒すべき敵が明かされ、いよいよクライマックス!ラストダンジョン!!
…ってなると、たまにゲームへのモチベーションがしゅーんと下がってしまうことがあるんです。
「あー、あと残すお話はボス倒してエンディングだけかぁ」って思うと、その物語を見るためのプロセスが、なんか突然高いハードルになるんです。
ラストダンジョンって、長いことが多いじゃないですか。
その長いダンジョンを少しずつ攻略していく間に「いざラストバトルへ!」って盛り上がってた物語が、ぼくのなかで遠い昔話になるんですよ。
これが、ぼくが患っている「ラストダンジョン症候群」です。
1日30分ずつくらいしかゲームしないので仕方ないんですが…!
そして、これは賛否両論別れるところではあると思うんですが、ラスボスの「第2形態問題」ですよ。
最初っから全力で来ておくれよ!なんて思っちゃうんですよね。
こちとらこの後エンディングを見る仕事が控えてるんだよ!みたいな。
だって1日30分しかゲームしないので。
なんで1日30分ってこだわってるかっていうと、ぼくがルーティンが好きだからなんです。
ラスボス→エンディングっていうのはイレギュラーなので、ルーティンになりにくいんですよ。
小説のラストバトルはこんなに時間がかからないんで良いんですけどね。
ワンルームの魔王城とか良いですね。
扉開けたら即魔王、みたいな。
Gacktさんの家みたいな感じで。
そーいうわけにはいかないっすかね?
やっぱゲームとしての段取りがありますもんねぇ。
子どもの頃は、長いラストダンジョンとか、ずっとモチベーションを維持しながらドキドキしてたんですけどね。
FF3のラストダンジョンとか、とっても良い思い出です。
FF4もよかったですよね。
入った瞬間、みんなで顔を見合わせて、主人公が頷いてから行軍が始まるって演出は本当にかっこよかったです。
そー考えると、やっぱりのんびりとまとまったゲームする時間がないってことが問題なんだなぁ〜ってつくづく思ってしまって、子育て終えたら、もういっかいぼくがベンジャミンみたいに子どもに戻って、ゲームしたりお絵描きしたり、たのしく過ごしたいなぁと妄想する今日このごろです。
二度童子、もとい万年童子。
あ、だからずっとお絵描きしてるんですね、ぼく。