ぼくがブログで毎年1回は話題にしている『イングレス』について今年も語る時がきたようです。
この10月から、満を持してイングレスのテレビアニメが始まったのです。
(一応)『イングレス』とは?
「Pokémon GOの兄貴分」といわれているナイアンティックのスマホ向け位置情報ゲームがイングレスです。
ぼくは2014年にiOS版がリリースしてからのユーザーでして、連続ログイン日数はついに1000日を超えてしまいました。(つまりぼくは1000日間外出できないような病気を患ってないということのようです)
イングレスの物語をスーパーざっくり解説すると、以下の通りです。
①地球上の各地から、人の潜在能力に作用する謎の物質「エキゾチック・マター(通称「XM」)」が発見される。
②「XMの恩恵に預かり人類のさらなる覚醒を目指す」という考えの「エンライテンド」と、「XMの人体に及ぼす危険性を考え正しく管理することを目指す」という考えの「レジスタンス」の2つの勢力が出現する。
③プレイヤーは普段は見ることのできないXMを可視化するためのアプリをスマホにダウンロードし、どちらかの陣営に所属することでこの戦いに参戦する。
④このアプリがネットに流出してしまったので一般人がゲームと勘違いして両陣営の戦いに加わっている。
※超ざっくりの説明です。本当はSF好き垂涎モノの重厚なストーリーがあります。
発端はジョギングのお供
ゲームのルールは「ポータル」と言われるXM発生地点を自分の陣地とし、3つのポータルを繋いで「フィールド」を作り、フィールドの面積を競う陣取り合戦です。
イングレスのアプリを立ち上げるとこんな画面になります。
青がレジスタンスで緑がエンライテンドの陣営を示しています。
ちなみにイングレスをプレイ中は、お手持ちのスマホは「スキャナー」と呼ばれます。
イングレスの目的地となる「ポータル」というのが地方は本当に少ないのですが、それが逆に「ジョギングの目的地」としてちょうどよく、ぼくはジョギングのお供にイングレスをはじめたのですがすっかりハマってしまったのです。
以後、雨の日も出張先でも必ず時間を作ってエージェント活動(イングレスをプレイする人のことをエージェントと呼びます)をするようになってしまいました。
イングレスのアニメ化
そんなイングレスがついにアニメ化されたのです。
正直、Pokémon GOのリリース以降イングレスには若干オワコン臭が漂っています。
ぼくは毎朝ジョギングの目的地でポケモントレーナーには出会いますが、最近はすっかりエージェントさんに会いません。(ひょっとしたらポケモントレーナーは朝型で、エージェントは夜型が多いのかもしれません。)
「ポケストップやジムの位置は我々エージェントが報告したポータルの情報をもとにつくられてるんだぞ!」と吠えたくなることもあります。そして、本当に吠えたら「え?イングレスって何?」って言われることも知ってるのです。
そんな時期のアニメ化情報に正直驚き、一瞬「イングレス再ブレイク」を期待したぼくを絶望の淵に陥れたのが「放送局」という格差問題です。
はじめからわかってたんです。
「地方の地上波でやるかどうかなんて五分五分だろうな」って思ってたんですよ。
思いながら放送局を公式サイトでチェックしました。
当然のようにオラが街では見られませんでした。
「まぁ、そうよね」と思ってたんですよ。
「おいらは今後も地方で細々遊ぶよ」って拗ねてたんですよ。
そしたら吉報が舞い込んできたんです。
Netflixで配信
イングレスのアニメをNetflixで全話先行放送するというのです。
ぼくは歓声をあげました。
しかも、Netflixを今まで使ったことのなかったぼくは「1ヶ月無料」体験という恩恵に預かることができるというのです。
10月18日、ぼくはNetflixの登録をしました。
今、ぼくはイングレスのアニメを見ています。
正直、めちゃくちゃ面白いです。
「エンライテンド」と「レジスタンス」のどちらのエージェントにとっても楽しめる内容となっていました。
イングレスを知らなくても楽しめる「サイキックバトルもの」になっています。
主人公たちは、いわゆる「超能力者」みたいな設定で、自陣のフィールドに入るとパワーアップするという設定になってるので、超能力と駆け引きを楽しむクールなお話です。
そして、敵組織に追われるヒロインの「サラ」ちゃんの「逃亡中の変装姿」がめちゃくちゃに可愛いです。
イングレスの過去記事もどうぞ。