ぼくのブログのカテゴリの3本柱は「イラスト」と「雑記」と「読書感想」です。
「雑記」は全てを飲み込むブラックホールと化していています。
「読書感想」は、読んだ本をネタにしながら四方山話を繰り広げるので、ほぼ「雑記その2」です。
さらにそこから派生版として「漫画感想」「映画感想」「ゲーム感想」なんかもうっかり書いちゃったりしていますが、結局脱線して「雑記」を量産してる気がしてます。
そしてついに「ブログ友達さんの漫画感想」という新たな「雑記」に着手しました!
今回のお題はこちらです。
阿豆らいち (id:AzuLitchi) さんの手がける創作漫画「イージーランサー」です!
ぼくのブログと共通読者さんも多いので今更説明する必要はないかもしれませんが、らいちさんが隔週で水曜日に更新されている漫画です。
らいちさんテイスト満載のスチームパンク感溢れる世界で、毎回「フリーランスあるある」をテーマに、フリーランスの語源である傭兵を生業とする登場人物たちが活躍する、らいちさんの画力とフェチズムを余すことなく楽しむことができる極上エンターテイメントなんですね。
毎回本当に楽しく読ませてもらっています!
絵の具を使って絵を描く人間として
そんなぼくが気になってるポイントがありまして。
それは、登場人物の名前です。
恋愛ゲームのように次々と登場するヒロインたちの名前なのですが、
ピスラ→ラピスラズリ→瑠璃
メノウ→瑪瑙
シンシャ→辰砂
と、絵の具の原材料となる鉱物の名前が続きます。
おっと、最初登場したベンガラ社長も「ベンガラ→紅殻」でしたね。
そして注目すべきは主人公のランドウ君の名前です。
ランドウ→藍銅鉱。
別名「アズライト」。
「藍銅鉱」→「アズライト」→「アズライチ」→「阿豆らいち」
というわけで、主人公のランドウ君は、フリーランス歴約20年のらいちさんの、駆け出し当時の姿がモチーフなのではないか!?とぼくは思っています。
ということは、次々登場するヒロインたちは「フリーランスとして一人前になっていく過程でらいちさんが出会った女性たちがモチーフだったりするのでは!?」と妄想を膨らませている次第です。
真実は、いつか原作者さんから語られるかもしれませんし、すでに語られていて、不真面目な読者であるぼくが見落としてるだけかもしれません(だったらごめんなさい)。
でも、公開されている情報を元に、あれこれ読者が妄想を膨らませられるのもその作品の魅力であり、描き手の力量ですよね!
そして
Twitterのフォロワー様はイージーランサーのファンアート描き放題です!
と、らいちさんが仰ってたので「これはぼくも1回描いとこう!」って思ったんですね。
でも、こないだの記事にも描いてた通り最近ちょっと忙しいので「まぁ、モノクロのラフっぽいのでいいか」ってザクザク描いてたんです。
そんなおり、これまたブログ友達のイシイド マキ (id:comotenasi)さんがこんな記事を描かれてまして。
ぼくのつけたコメントからこんな話になったわけなんです。
確かに、りとさんのオレンジとグリーン基調のお絵書きはあまりお見かけしたことないかも…
— イシイド マキ (@comotenasi) 2019年6月29日
要はアマノジャクってことですね(^_^;)
ああこれはオレンジとグリーン基調の絵を描く流れや…!
そんなとき、手元にはモノクロのザクザクっと描いたランドウくんのイラストが。
さらにオレンジとグリーンといえばらいちさん!
塗るしか、ない!!!
そしてこうなりました。
うん、メイスにランドウって描くの忘れた。
あと、細かな部分は「りとフィルター」によって「りと好みのバトル漫画主人公補正」がかかっております。
どうかお気になさらず…!
それはさておき、オレンジって難しいですねぇ〜。
多分、肌と同系色になっちゃうから苦手意識があるのかもしれませんね。
あと、ぼくは黒を使わず補色対比で明暗を表現することが多いのですが、そうすると赤系⇄緑系より黄系⇄青系の方が明暗を表現しやすいんですよね!
「結局、横着してるだけだったか!」
なんて思ったりしました。
これも以前描いたことがあるのですが、ファンアートって普段自分が描かないテイストを描く機会になるので、気づきとかほんと多いですね。
こういうのも楽しいなー。
らいちさんマキさん、楽しい時間をありがとうございました!
一応らいちさん画を意識して、オレンジのグラデーションをかけたりもしたのですが、アイキャッチにまではかけるの面倒だったのは公然のヒミツです。