今日もぼくがブログでたまにアップしている漫画の続きが描けたのでご覧ください!
グランピレパ物語89話
この作品は、長田アニキ(id:nagatakatsuki) 主催の「PFCS」という「参加者それぞれが国とキャラを創作して互いに交流する企画」に参加させてもらってる、ぼくの創作した「グランピレパ王国」の「勇者パラ」と仲間たちのお話です。
現在、魔王の魔法で行方不明になった勇者パラを探す仲間たちがねず(id:nezuzyouzi)さんの「ワコク」へ立ち寄ったお話が進行中です。
今回はいよいよBGMのみの登場になってますが、現在戦っている相手である魔王軍参謀「アルフレッド」は同じく企画参加者の、らん (id:yourin_chi)さんのデザインしてくださったキャラです!
今週のお題「好きな漫画」
今週のお題が漫画ということで、漫画描いてる身としては何か描きたいなーと思ったのですが、岡崎武士さん著の『レッツ☆ラグーン』という漫画について語ろうと思います。
この漫画は「山田壮太」君という男子高校生が、修学旅行中に乗っていた船が事故に遭い、無人島で目覚めるところから始まるんです。
1人でサバイバル生活を始めるのですが、同じく島に漂着していた同級生の「衣舞瀬チカ」ちゃんと合流します。
実はチカちゃんは、壮太君が実は片思いしている女の子です。
しかし、チカちゃんが好きなのは、部活の顧問である「柴田」先生です。
その柴田先生は、チカちゃんのお姉さんであるミキ先輩と付き合ってるとか付き合ってないとか。
そうこうしてるうちに、柴田先生も島で発見されたり、壮太君に片思いしている「神山ノリ」ちゃんも発見されたりして、果たしてみんなは仲良くこの島から脱出できるのでしょうか?
…って話です。
めっちゃ雑に説明すると、細田監督の「時をかける少女」のようなSFボーイミーツガールストーリーと、15少年漂流記みたいなサバイバルを掛け合わせたお話なのですが、そんなことより何よりぼくがお勧めしたいのは絵なんです。
ぼくはこの作者である岡崎武士さんの絵が大好きなんです。
ぼくは岡崎武士さんを中学時代に「精霊使い」という漫画で知りました。
藤崎竜さんの『PSYCHO+』に次ぐ衝撃だったんです。

PSYCHO+ サイコプラス 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 藤崎竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: Kindle版
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「なんて綺麗な絵なんだ!」って思いました。
どんな絵よ?って思われた方は、ぜひグーグルで画像検索してみてください。
……
ご覧になられました?
めっちゃ綺麗じゃないですか?
ぼくはあの透明感のある色調と、なんとも言えない人体のシルエットが大好きなんです。
精霊使いの話は以前書いたのでこちらもよければご一読ください。
「精霊使い」は岡崎武士さんが肺気胸を患われて「これから山場!」ってところで連載が終わってしまった、ぼくの中で伝説の漫画なんです。
当時ものすごいショックでした。
「たられば」話をするのも無粋ですが、ご病気されなかったら、もっとたくさんの人が知ってる漫画家さんになってたんじゃないか?とつい思っちゃう方です。
その後、いろんなところで読み切りを書かれたり、イラストの仕事をされてりしてるのを、見つけるたびにかき集めていたのですが、2010年に久々に発売になった単行本が「レッツ☆ラグーン1巻」だったんです。
ぼくが大喜びしてヨダレを垂らして漫画を買いに行きました。
その後、超スローペースで堂々の完結第6巻が今年発売されました。
感慨深かったです。
今週のお題に引っ掛けて「何か漫画について語りたいなー」って思った時に思い出したのがこの作品でした。
よければ古本屋さんででも手に取ってみてやってください。
あ、
そう言えば岡崎武士さんって、CLAMPのみなさんが「兄貴」って呼んでて、CLAMPにコピックを勧めたのも岡崎武士さんなんですよ確か。
というわけで、CLAMPファンのみなさんもよければぜひ!