先日、ブログ友達のあけみダイナミック(id:akemi_12mg)さんが、ご自身ブログの看板娘の1人である海老名ちゃんのハロウィン線画を「自由に塗っていいぞよ!」と公開されてました。
色ぬりが大好きなぼくは大喜びで飛びつき、わーいわーいと塗らせていただきましたので完成作品をご覧ください!
楽しく塗らせて頂いたのですが、実はめっちゃ難しかったです!
改めて思ったのですが、線画ってそれぞれの絵師さんの現実をどう認識してるか?ってのを如実に表してますね〜。
良いとか悪いとか、上手いとか下手とかってことじゃないんですよね。
「あ、ぼくと違ってここに線を使うのか!逆にここは線使わないのか!」
みたいな発見がたくさんあって、世界を見る新しい物差しを使わせてもらったような、そんな気がしました。
今回の企画がまとめられたあけみさんの記事はこちらでございます!
皆さんの塗りの違い、世界の見え方の違いを感じられて、塗り絵企画って本当に楽しいですね!
ぼくも2年前くらいにやったのですが、またやろうかなぁ〜?
さてさて、ぼくら絵描きのハロウィンは毎年こんな感じで家の中でモニターを見ながらウェイウェイするのでとても平和なのですが、現実世界のハロウィンでここ数年もっぱら話題になるのが「あの街」のハロウィンですよね。
ちょっと時間が経ってしまったのですが、ハロウィンの翌日、何気なくワイドショーでこんな話をしてたのを見たんです。
で、ちょっと疑問に感じてしまったことがありました。
慌ててメモをとったので細かな部分は違うかもしれませんが、ご容赦ください。
その番組での話の流れはぼくの解釈では以下の通りでした。
1、渋谷区では去年の暴動問題を受けてはハロウィン対策に1億円の特別予算を組んだ。
2、民間の警備会社に入ってもらったり、立入禁止区域のバリケードをしたりした。
3、飲酒禁止エリアも作った。
4、でも外国人が飲酒をしてた。
〜ここでCM〜
5、外国人たちにインタビューしたら「飲酒禁止だって知らなかった。」と答えた。
6、それで英語で飲酒禁止を伝えるプラカードも作った。
7、去年に比べて安心して楽しめるハロウィンになった。
ざっくりこんな内容です。
なんかねー、モヤっとしたんですよ〜。
CMの入り方とかに「恣意的なものがあるなぁ…」ってつい思っちゃったんです。
ぼくの目が穿ってるのかなぁ?
そこでCMいれて話題をぶった切っちゃうと「1億円も予算投じたのに外国人のせいで風紀が乱れた」みたいな内容になっちゃう気がしたんです。
さらに最後まで見たとしても「外国人に飲酒をやめさせれば渋谷のハロウィンは平和になります」って文脈にならないか?って思ったんです。
もっと言えば「1億円の税金を投入したおかげで、外国人がおとなしくなって、ハロウィン平和になって良かったね!」って風にもとれませんか?
そう思っちゃうのって、ぼくの心が荒んでるからなんですかねー?
去年や一昨年に大騒ぎしてたのは日本人じゃなかったっけ?
天下の往来でお酒が飲める国って海外ではあまりないらしくて、ハロウィンの大騒ぎが報じられた海外なんかでは「日本はお酒が飲み歩きできるらしいぜ!」みたいに盛り上がってるらしいんですよね。
これも自分たちのせいなんじゃないかなー?
そんなこんなで、なんかモヤモヤしちゃったんですよね〜。
そう思うと、改めて我々オタクのハロウィンってほんと平和ですよね!