はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
もうすぐ夏休みになる子ども達が、学校から「夏休みの過ごし方」的なお手紙をもらって帰りました。
目を通していると、SNSやネットのマナーや犯罪についての紙も入っていてそこには「ネットで知り合った人と会ってはいけません」と書かれていました。
「当然のことだな」とぼくのなかの親の部分は思う一方で、りとの部分がなんだかとっても寂しくなったりするわけです。
そのお手紙では、中学生か高校生の女の子が、SNSで知り合った大学生のイケメンとネット上で意気投合して会う話になるんですが、実際は中年のロリコンおじさんだったってオチのショートストーリーが添付されてました。
ぼくがネットで「ホームページ」なる古のコンテンツを作成し「掲示板」でワイワイガヤガヤやる楽しみを覚えたのって大学生の頃でした。
当時、同人誌なんかもやってたのでイベントへの参加予定なんかも公開して「勝負パンツを履いてきてください」とかふざけて書いてても、当日ブースで「いつもホームページ見てます!」とか「スケブ描いてください!」とか言われたりして、そんなこと言ってくれる相手にはJKもいたわけなんです。
別に当時話題になったスーパーフリーみたいなあんなことはなく、紳士淑女の交流だったと思うんですが、なんか、そういう機会も今や十把一絡げに「悪」なんでしょうね。
いや、仕方ないと思うんですよ。
ネット上の、顔の見えない相手が本当のこと書いてるのかどうかなんてぜんぜんわかりませんし。
それが未成年ともなったらぼくら以上に見分けは難しいと思います。
だったらもぉ、臭いものには蓋しといたほうが楽ちんです。
だからといって、ネットで知り合った人と会うのは全面的に悪というのもやっぱり寂しいのです。
それこそブログ友達のゆきにー (id:yuki_2021)さんとあけみ(id:akemi_12mg)さんみたいな素敵な例だってあるわけです。
なので、学校から配布されるお手紙にも、「相手がブログやってるかどうか確認しましょう。やっている場合はそのブログの記事を遡って熟読して、信用に足る人物かどうかしっかり検証しましょう。」とか補足するといいかもしれないですね。
「今は未成年だから実際に会うのはやめましょう。でも、こんな素敵な例もあります。」と、お二人のブログを紹介するというのもアリかもしれません。(勝手にイロイロとごめんなさい)
もちろん、ネット犯罪をする人がいなくなればこんな心配する必要なんてないってことはわかってます。
でもネットがなくても人はアベルとカインの時代から罪を犯しまくってます。
どうしようもないときは、それ以上のどうしもうもない十把一絡げ作戦をとって対症療法的にやってくしかないのでしょう。
と、ここまで書いて思ったんですが、ネットマナーについて学校の教え方が十把一絡げなことにしょんぼりすること自体お門違いで、これとてマナーなのですから学校が教えることじゃなくて親が教えることって思う方が筋ってモンかもしれませんね。
そう思いながら、自分の子ども達にも「ネットには気をつけろ」と話すぼくでした。
そんなぼくも、じつは金髪美少女ではないということをここに告白させていただきます。
ごめんなさい!