もうぼくも良い歳なんで、無駄に自分を卑下するつもりもないのですが、それでも客観的に見積もってぼくはあんまりコミュ力高くないと思うんです。
自分の趣味のために時間を割きすぎるので、流行の芸能ネタとかさっぱりわかりませんし、 基本的に口下手だし、話題のスポットに出かけて行こうって気もあんまりおきません。
休みの日なんて、いつもの朝活を終えたらあとは、絵を描いて読書してゲームして、美味しいものを食べなくてもいいから代わりに飲みたいときに手元にコーヒーがあって、気が向いたら夕方くらいにフラッと散歩ができたらそれで最高です。
ついでに気になってる映画のDVDとかレンタルして見れたらもう大金星です。
あ、あと夜はワインも飲みたいかな。安くていいので。
そんなぼくですが「人当たりがいい」「交流が広い」と周囲の皆様に評価していただいてるのも実感しています。
これはどういうことかというと「リアクションができる」ってことなんだろうなって思ってるんです。
別に、大げさなリアクションをしてるとかじゃないんです。
「相手の話を聞いて、意図を咀嚼してコメントが返せる。」ってことです。
普段のぼくのネットでの交流を目にして「おいおいオメェできてねぇよ!」って思われた方がいらっしゃったらごめんなさい。自己分析を改めます。
ひとまず話を戻しまして、リアクションのために普段の何が役立ってるかっていうと「読書だなー」って思うんですね。
しかも小説。
小説読んでると、自分の中の「言葉の引き出し」が増えてく気がします。
あと、言い回し。
そして、行間を読むこともできるようになってる気がします。
おかげで「相手がどんな話題をしたがってるか」と「そのためにはどんな返しをすればいいか」がなんとなく読めるんですね。
そしてなんというか、ウィットに富んだ返しができるんです。
まぁ、ぼくは「話の専門家」ではないのですが、おかげで助かってるケースってのは思いの外多いです。
ただ、似たタイプの人とだと会話が続かなくなるんですよ。
ぼくは会話において先攻・後攻で言えば後攻タイプですから、相手が先手を打ってくれないと何もできないんです。
ガイル同士が互いに画面の両端でしゃがんでいる状態です。
でも、べつに気まずくもないんですよね。
「あ、この人も待ちタイプだな。」
って思った瞬間気が軽くなるので
「今私はこの状況を退屈には思ってません。」ってのがわかるからです。
なので「お互いに待ち状態でもぼくは平気ですよ。」みたいなオーラを出しながらニコニコしてれば、それでエアキャッチボール成立なんです。
でも、その様子を先攻タイプの人が目にすると「こいつら仲悪いんじゃないか!?」って思っちゃうんですよね。
それも面白いなって思います。
そんなこと思いながらきょうも現代社会の中で日々を送っているぼくです。