【読書感想】『あなたの1日を3時間増やす「超整理術」』

面白い本を読みました。

こちらの本です。

ぼくなりに解釈して一言で言うなれば「身の回りのモノとタスクを徹底的に整理整頓して、必要なものにアクセスするための時間を短縮させ、隙間時間も有効活用しながら仕事をこなし、使える時間を1日3時間増やしましょう。」という内容です。

しかも、この本に書かれてることをきっちり実践すれば5時間増えるのですが、そこまででない人も3時間は行けるというのです。

そして「増えた時間を自己投資に使い、収入を上げていきましょう。」と言われています。

ぼくは日頃から「ある程度の実績を上げて食いっぱぐれない収入を確保できれば、あとの時間は趣味に全振りしたいっす。」って考えてるので、ちょっと読んでてガツガツしすぎに思える感もありましたが、それはぼくの個人的なスタンスゆえで、そんなぼくにとっても「なるほどな」って思えるトピックがいくつもありました。

さっそく気になった部分を日々の生活に取り入れてみてるんですが、手もとに積んでる仕事が減ってきてる気がします。

今後、絵を描く時間が増えたら良いなと思います。

そーなんすよ〜。

どうにもぼくは、人生の成功よりも絵が描けることを優先してしまうようです。

これはもう、子どもの頃コミュ障で世の中斜めに見てたぼくを救ってくれた唯一の支えに対する人生をかけた奉公みたいなもので、それに家族を巻き込むのは申し訳ないところもあるんですが、どうしようもないっす。
そんなぼくも、ちょいちょい「どうやって時間作ってるんですか?」って聞かれることがあるんです。

ぼくは学生の頃から「誰よりたくさん絵を描けばきっともっと上手くなれる」と信じてて、ちょっと病的な生活をしてた時期があったんですよ。

でも、このマインドは結構精神を蝕む考え方で、絵を描く時間を奪うもの全てが敵に思えたりして「これは良くないな…」とある時意識的に「考え方を改めよう」って思って、ぼくはそれ以来見聞きして「これいいかも?」と思った「時間術」みたいなものを取り入れるようにしてきたんですね。

時間術に限ったことじゃないかもしれませんが、なにかの「ノウハウ」って誰かのをそのままトレースしても、うまくいくことって難しいですよね。

ぼくにとっては自然体にできてることでも、ほかの誰かにとってはそれこそ「ガツガツしてる」って思われるかもしれません。

逆も然りで「これは超簡単☆」ってサラリと人がされてるのを見てぼくは「いやいや難しいっす!」って思うことなんてのもザラです。

なので「こうするのがおすすめです!」って言いづらいし、1番怖いのが、世間で「これは簡単でオススメ!」ってものが自分はうまく取り入れられず「自分はダメなヤツなんじゃないか…!?」って卑下モードになっちゃうことなんじゃないかって思うんです。

そんなわけで、ゆるーくいろんな情報を集めながら「自分流」をつくっていきたいな〜っていつも思います。