マスクでビジネススマイルが楽になった

正月休みが終わりましたね。

こんなことを言ったら非国民扱いをされるかもしれませんが、ぼくは連休というやつが苦手です。

日々のルーティンを淡々とこなすのが好きなぼくは、仕事がない日があまり続きすぎるとなーんか調子が悪くなっていくんです。

体がだるかったり、食欲がなくなったり、そんな感じです。

かと言って休みがほしくないかって言われたらそんなわけでもなく、忙しい日々の合間に休憩できる時間があるのはとても嬉しいし、1ヶ月休みなしで働いた時は確実に精神を病みかけたこともかつてあります。

普段から働きすぎなんだろうか?

1日8時間労働というのは、24時間を仕事・プライベート・睡眠と均等に3分割したのがルーツだと聞いたことがあるんですが、これは本当に理に適ってるなと思います。

週一回の安息日も1日8時間きっかりならいいペースなんではなかろうか?

「働き方改革」という言葉も聞き始めて3年くらいですかね?

そろそろ定着させていきたいもんです。

今年も無駄を減らして時短を進めていきたい所存っす!

最近、ビジネススマイルの時に目もとだけしか笑顔を作ってない自分に気がつきました。

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マスクをしていて口周りが相手に見えないからです。

消費するエネルギーが減る結果となり、もともと根がコミュ障なぼくにとってまた世の中が過ごしやすくなったなと思いました。

あんなに苦手だったマスクがすっかり顔に馴染んできた気がします。

何年か前からマスクや伊達メガネが若者を中心に世間で話題になり始めて、それは外界と自分との間にバリアを張るためのもので、若者のコミュニケーション能力の低下が危惧される的なニュース記事とか読んだことがあったのですが「こーいうことか」と実感した次第です。

なんでもやってみないとわからないですよね。

自分で触れることなく外からみて「なんだそりゃ!」とか言いながら眉間にシワを寄せてるだけじゃダメなんだろうな、手を伸ばして触れてみると「お、意外といいじゃん」なんて感じる自分が避けてるものは意外といっぱいあるんだろうな〜って思います。

歌舞伎でワンピースやナウシカをやるってニュースを見た時「なんだそりゃ?」って最初は思ったんですが、そもそも歌舞伎の文化って「歌舞伎者」って名前の通り、新しいものを貪欲に取り入れていくのが本来らしく、そー言った意味ではむしろ「サブカルコンテンツを取り入れる事こそ歌舞伎の文化」ってことみたいでそれ知った時は目から鱗っていうか鱗本体の魚が出てきそうな勢いでした。

新しいものやことに触れるのはおもしろい!

とはいえ、新しいものに触れるためには心に余裕が必要で、心に余裕を持つためには物理的に時間的に余裕がないと無理だったりするわけで、結局は現代社会の病巣の根源はそこにあるのだろうなぁ〜なんて思ったりもします。

ぼくも時間があったら絵が描きたいもんな。

というわけでぼくはいろんな業界の人と仕事抜きで趣味の話を肴に宅飲みするのが好きなのですが、コロナくんのせいで「年末年始もホームパーティー自粛」みたいなムードで、インドア人間的には色々快適な1年だったけどことこの一点だけは「つまらない年だったなぁ」と思っています。