【オリジナル漫画】002話と「気づき」をいただけるのでブログでの交流は楽しい

ぼくがたまにブログで描いてるオリジナル漫画の続きをご覧ください。

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前回のお話はこちらです。

さて、先日ちょっとハッとすることがありまして。

いつも魅力的な絵で楽しませてもらっている永富 月来子 (id:flemy)さんとのTwitterでのやりとりなんですが、月来子さんはぼくの家庭や仕事や趣味との向き合い方について「超絶バランス感覚」の持ち主だと思ってくださってたのだそうです。

対してぼくは、自分のこの件に関して「どれも中途半端な器用貧乏」と思ってたんです。

別に仕事はこれ以上のポストを狙っていないし、特に子煩悩ということもありません。

絵に関しても、ここ数年は公募展に応募しても入選こそすれど入賞最後にしたのはいつだろう?ってのがぼくの実力の現実で、絵描き仲間のグループ展に誘ってもらって、ぼくの絵だけ売れなかった、なんて経験もあります。

そして追い討ちをかけるように、年々絵を描く時間は減ってく一方です。

そんな現実の反動もあって、ブログで美少女イラスト描いて皆さんに褒めていただけるのはとても嬉しくて、それもあってブログやめられなくなってる節があります。ひょっとしたらこっちの絵の方が向いてるのかもしれません。

それはさておき、ぼくにとっては自分のやってることはどれもこれも中途半端なものに感じていたわけなんです。

何度かブログで書いたことがあるとおり、ぼくは時間の使い方なんかはどうやら上手いらしく、あれもこれもと日常の中に盛り込んで、やりたいことやしなきゃいけないことををくるくると回して生きています。

でも、それが逆に一点突破できないっていうか、こう、10代の頃のような「他のこと犠牲にしてもいいから今コレ!」みたいな情熱はもぉぼくの中にないような、ルーティン回してても「あれ?なんなんだろうな、これ?」みたいに思うことがあったり、でもそんな生活をぶっ壊す方法もわからないので「まぁ仕方ないか」みたいなことを考える夜もあるんです。

そんなぼくの姿ですが、月来子さんには、まるでたくさんのものを抱えながら一輪車に乗る中国雑技団のように見えてるのかもしれないなって思えたんです。

視界が明るくなった気がしました。

乗せてるものは決して高級品じゃないかもしれないし、一輪車のスピードだって自転車に比べたら大して早くない。

ただ、それでも倒れることなく進んでるのがすごいっていうか、そんなふうにぼくを見てくださってるのかもしれないな、って思ったんです。

実際には一輪車乗れないんですけどね!

ぼくは自分のことがそんなに嫌いなわけではないし、そんなに人生を後悔もしれいません。

自分ができる精一杯をその都度してきた結果が今だと思ってます。

ただ、「突き抜けた何かが自分にはないなぁ。」とも思ってたんですね。

でも、全てをそこそこに抱えながら倒れずに進んでるってことが、ぼくにとって「突き抜けた何か」なのかもしれない、って思うとなんかちょっとこう、自分に自信が持てたっていうか生きる勇気をもらえたっていうか。

ゲーム脳のぼくはドラクエの勇者のことを思い出しました。

ドラクエというゲームでは主人公たちに「職業」が割り当てられるんですが、「勇者」という職業は、なんでもそこそこできる代わりにどの能力もほかの職業に勝てないんですよね。

あぁそうか、ぼくは「職業:勇者」だったのか。

月来子さんから福音を受け、勇者りとの冒険は続く。

やっぱりぼくは家でお絵描きする方がいいので勇者パラの物語の続きを書くことにします。