「絵が上手くなりたい」って気持ちと上手く付き合えるようになってきた

6月になりましたね!

ということで毎月恒例の、トップ絵を描かせてもらっているポータルサイト「GAMEHA.COM」さんとこにお送りした今月のイラストをご覧ください。

こちらです。

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ちょっと前に「ぼくの線画に色塗ってください」って企画をしたんですが、ぼくが塗り絵企画をやると「逆に線顔を送ってくる」という謎の性癖を持っている男の娘、漆うしる (id:UrushiUshiru)きゅんから今回も挑戦状を叩きつけられたんですが「お店のガラス戸に貼られたポスター」として画面内に組み込んでやりましたよ!

どうだ参ったか!?

緊急事態宣言でぼくは充実した生活を送っていましたが、小売、飲食、接客業の皆さんは苦境に立たされていることと思います。早くお客さんが戻ってくるようにエールになれば…!

…なるかなぁ…。

今回のうしるきゅんの線画ですが、皆さんこれは足のどの部分に肌色を塗るべきだと思われます?

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「ブルマ×ニーハイ=絶対領域」という方程式にも見えますよね。

でも「同級生がブルマだった」のってぼくら世代じゃないですか。

なんかこう、ルーズソックスとか、厚底ブーツとか、もっと広く網を投げてボディコンとか、前髪カールとか、なんかそういうのに個人的に紐づいちゃうので、あえて健康的に見えるよう塗ってみました!

いや、「オバさんくさい」とか、そういうことではなくてですね!?

ここにも様式美はあるのだと思うんですが、大正モダンガールや、和服美人のようなテイストとはまたちょっと違うような。

「レトロカーとはまだ呼べない中古車」みたいな、そんな立ち位置に個人的に思えるんですよね、ブルマって。

あと、書きながら思ったんですが「ブルセラ→おじさんがターゲット」みたいなのが90年代のワイドショーで擦り込まれてるのかもしれません。

業が深いですね、ブルマ。

業が深いですね、うしるきゅん。

さて。

今日はそんな話がしたいわけじゃないんですよ。

最近「絵が上手くなりたいって気持ちを上手にコントールできるようになってきたな」って感じてるんです。

「絵が上手くなりたい」って、一見向上心があってイイコトだと思えるじゃないですか。

でも、ぼくの場合「絵が上手くなりたい」→「もっと描く時間が欲しい」とか「絵が上手くなれない」→「絵を描く時間が取れない環境のせいだ」ってネガティブに働くことが多くて、これまでずいぶん苦しめられてきてたんです。

ぼく、就職してからさほど絵が上達してないんですよ。

この事実にたまにゾッとすることがあって。

でも、食いっぱぐれないって大事なことじゃないですか。

何度も「ありがたいことじゃないか」「これで良いじゃないか」って思うように心掛けてきたんですが、どこかで燻ってて、なんかの弾みで再燃して「あああー!」ってなったりすることを繰り返してたんですが、なんかこう、それこそ「ステイホーム」でここ3ヶ月くらい強制的に時間の流れがのんびりになったりしたこともあって、いよいよガツガツ生きられる時代は終わったように思えて、また一段階、この気持ちとも折り合いがつけられるようになった気がしています。

ぼくは他にも趣味あれこれあって「寿命が足りない!」って思うことがあるんですが、他のことしてる時でも「この時間を、絵を描く時間に回すって選択肢もあったやも?」なんてどこかで思っちゃうと、楽しめないですよね。

魅力的な人って、多彩で多趣味で視野が広いじゃないですか。

そーいうのに憧れてるのに、どこかで後ろめたさみたいなのもあって、その葛藤というかジレンマみたいなものを感じてたんですが、なんかもうそーいうのももぉ良いかなぁ〜、なんて最近思えるようになってきました。

そんな最近のぼくです。