ピンチがアートを進化させている

先日ちょろりと触れた「22歳の時に描いたまんま放っていた線画」ですが、無事色を塗り終えました!

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やーもう、この線画を描いてる時何考えてたかとか全く思い出せないのですが、それでも「あー確かにオレの絵だわこれ」って思いながら塗りました。

それにしても、今回のコロナ騒ぎがなかったら「塗ろう」と思わなかったかもしれません。

合わせて「皆さんにも塗ってもらおう」と考えて、線画を公開したりもしなかったかもしれません。

rito.gameha.com

 毎週録画してみてるテレビ番組に『日曜美術館』というのがあります。

この番組で先週、疫病とアートの関係についての特集をされていて、興味深い話をされてました。

www.nhk.jp

ペストの蔓延とルネサンスが無関係ではないって話なんです。

モナリザのダヴィンチとか、ダビデ像のミケランジェロとか、誰でも知ってる超有名アート作品が多く生み出された時代の様式を「ルネサンス」って呼ぶわけですが、人間や自然をちゃんと観察してリアルな表現をしたことが歴史的に大革命だったんですね。

病気で人が死にまくって、人とは?人生とは?って問いがルネサンスの呼び水として一躍かってたってのは、恥ずかしながら初めて知りました。

と同時に「やっぱ辛い時にアートは必要なんだよ人間に!」って改めて思いました。
番組後半では、最近話題のアマビエの特集もありました。

皆さんが描かれてるアマビエは普段からブログやTwitterで楽しませてもらってますが、疫病とアートの関係について考えた後、改めてアマビエが今流行ってることに想いを巡らせたりすると「ぼくも描こうかな!」なんて思いがこみ上げてきます。

これはゴールデンウィークの課題だな!

って思ってたら、うしるきゅんからこんなツイートが!

あれ、塗り絵の線画を公開したら逆に宿題を渡された!?

この構図、以前もあったような?デジャヴ!?!?

というわけで、線画を開放したところ、今回もたくさんの方が塗り絵をしてくださいました!

そしてきっと、現在も楽しんでくださってる方がいらっしゃることでしょう!

また、まとめ記事を作って紹介させていただきますね!

コロナで外出できず、人と会えない今の状況で、こうやって皆さんと楽しく交流できるんですから、改めてアートの持つポテンシャルの高さを感じますよね。

ぼくはこれを期に「屋内で快適に過ごす」ってことに、もっと目が向くようになったらいいなって思ってます。

家族が、緩くお互いの存在を感じながら、それぞれの書斎があるような間取りの家とか、その書斎に籠もって楽しめる趣味とか、そういった環境を快適にするインテリアとか、そーいうやつです。

休日は、兎にも角にもどこか「話題のスポット」にお出かけして、美味しいもの食べたり飲んだりして…みたいな、それだけじゃない世界になったらいいなって思うんです。

 そんなインドアエンジョイ勢のりとです。