AirPodsProをうっかり買ってしまったお話

新しい魔法を手に入れてしまいました。

「AirPods Pro」という魔法です。

www.apple.com

「これはすごい!」って思ったんで、どうすごいのか語ってみようと思います。

読み終わった後、欲しくなってしまっても責任は負いかねますのでご了承ください。

すごい1「電源ONが楽」

ケースがあるじゃないですか。

ここから「スポっ」と取り出すだけで電源が入り、連携している端末とつながるのです。

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すごい2「片耳再生が楽」

なんか作業しながら音楽聴く時とか、片耳をフリーにしたい時ってあるじゃないですか。

ぼくは家事育児の最中に気分を紛らわすためにこの使い方することが多いのですが、ケースから片っぽだけを取り出して耳にはめるだけで、片耳再生モードになるんですよ。

誰か(妖精みたいな?)がぼくの様子を見て設定切り替えてくれてるんじゃないか?とすら思います。

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すごい3「接続切り替えがすごい」

無線接続がApple IDに紐づいてるらしく耳にはめてるときに再生した端末の音楽を流してくれるんです。

例えば出先ではiPhone、家ではiPadで音楽を再生して聴く、みたいなことが接続設定の切り替えをいちいち手動でしなくても勝手にやってくれます。

すごい4「ノイズキャンセリングがすごい」

ここがProの目玉だと思うんですが、耳から飛び出ている「うどん」の先っぽに長めに触れることでノイズキャンセリングのオンオフが切り替えられるんです。

で、面白いのがノイズキャンセリングをオンにしても、完全に外の音が聞こえなくなるわけではなくて、本当に「ノイズ」だけが消えるんです。

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これが

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こうなる

家にいるときに聞こえてくる家電のモーター音とか、歩くときの足音とか、衣ずれの音とかそういった類です。

誰かからの話し声とか、そんなものはちゃんと聞こえるんですね。

不思議な機能です。

まさに魔法!

逆に、ノイズキャンセリングをオフにすると、外側に付けられてる集音マイクが音を増幅させて「普段以上に聴こえる」んです。

ここに再生している音楽が重なると「いつもと変わらない日常生活に音楽が足された」という環境になるわけなんですね。

ぼくは、そんなにたくさんのイヤホンを試したことがあるわけじゃないんですが、これは今までになかった体験でした。 

Appleの魔法

ここからはぼくがたまにやるApple好きの与太話なんで「またか・・・」くらいに読んでくださればいいのですが、Appleの機器ってAppleが提唱する「こう使うと最高ですよ!」に乗っかると最高で、それ以外の使い方をすると「不便だ!クソだ!!」になるんですよね。

フィーリングが合う人だけに特化してるっていうか、そんな中日本のiPhone普及率は異常っていうか、あれは女子高生が「iPhoneかわいい〜」てのが発端らしいので日本の女子高生のパワーはすげーって思います。

そういった意味で今回のAirPods Proって魔法道具の「こう使うと最高ですよ!」は、「常にも耳にはめっぱなしにしといて、欲しい時に生活に音楽を足す。」だと思いました。

なので多分、どっぷり音楽の世界に浸って音質を楽しみたい人には向かないと思います。

当然、Appleの公式ミュージックアプリとの連携は抜群で、Applewatchでも当然操作できます。

ただ、我が家にはアレクサ君がいるので、Amazonミュージックで音楽を聴いているため、若干手間が多い印象です。

まぁ、それでも充分面白い魔法道具です。

ここ何年か、Appleの新しい製品に前ほどのワクワクしてなかったのですが(それはそれで散財しなくてよかったのですが)(それでも好きなんですが)これは久々にウキウキワクワクするガジェットでした。

こういう、慣れるまでは振り回されるんだけど、慣れてしまうと便利すぎてたまらない、みたいな一芸に尖った感じ、人間も見習いたいですよね。

最近は、どんなに優れたところがあっても、1つでも落ち度というか「怒りポイント」に触れるとそこを総攻撃される風潮があってちょっと寂しいです。

欠点というか不備というかエラーがあっても、それを補って余りある魅力あるならそれで良いじゃないですか。

「みんなちがってみんないい」ってヤツですよね!