あんまり自覚がないのですが「真面目ですねぇ」と言われることがあります。
でも、これがどうにもしっくりこないんです。
ぼくは結構好き勝手生きてる人間です。
したいことしてるし、
欲しいものは我慢できずに買っちゃうし、
なるべく面倒なことはしたくないし、
仕事終わった後家にまっすぐ帰るのは「早く絵が描きたいから」だし、
「ウェーイ」ってはっちゃけることがあんまりないのも、疲れるから無理してないだけなんですよね。
そんなぼくから見ると、ぼくに「真面目ですね」という人の中には「無理して不真面目な態度を取ってる」ようにすら感じられる人もいます。
あ、そーいえば昔読んだ内田樹さんって方の本に、授業中に居眠りする学生は「お前の授業はつまらない」というメッセージを発するために、あんな寝るには辛い姿勢と環境で寝ている、みたいなことが書いてありましたね。
どの本だったかな?
あ、確かこの本です。
つまり何かの体制に逆らうことが不真面目の本質であり、ロックであり、そのためにはむしろ膨大なエネルギーと努力が必要なのかもしれません。
そういえば最近は、政治があまりに反社会的なことをするのでロックシンガーは「反社会的な政治を批判する歌」を歌った結果、一周して社会的な歌になる、という説をラジオで聞きました。
面白いですねぇ~。
なんか話が逸れました。
そんなこんなで、ぼくは自分の心にいたって素直に毎日を送っているだけなんですよね。
あ、でも自分のしたいことをするための努力は惜しまずしてきた自覚があって、そーいうことができる人を「真面目」と呼ぶのであれば、ぼくは真面目なのかもしれません。
確かに、前提としてぼくがイメージしていた「真面目」って、ちびまる子ちゃんでいうところの丸尾くんみたいなキャラでした。
ちびまる子ちゃんの舞台の元は確か70年代でしたよね?
そりゃあその頃のまま「真面目」がアップデートされないままなわけないですね。
ぼくが勉強不足だっただけかもしれません。
真面目って奥が深いですね。