久しぶりに顔を合わせた女性にかける言葉

タイトルはなんかアダルティな響きですがそんな話ではないです。

仕事とかですごく久しぶりに顔を合わせた小悪魔チックな女性の方に、ビジネスライクな「以前お仕事ご一緒させていただきましたが、覚えてますか?」なんて聞かれることあるじゃないですか。

そんな時「ええ覚えてますよ、クレオパトラさん!」と返すのがぼくの常套句でした。

ぼく、顔を覚えるのは得意なんですよ。

でも、名前を覚えるのがすごく苦手なんです。

記憶力パラメーターがあったら「名前」の数値も「顔」の方に振ってしまってるんだと思います。

というわけで「あなたのことを世界三大美女と勘違いしてしまいました。」というユーモアで、名前を忘れてしまった失礼を帳消しにして、名前が出てこないという気まずい空気も笑顔で解きほぐすナイステクだと思ってたんです。

でも最近「こういうのもセクハラかなー。」って思うようになってきました。

あ、名前のハラスメントなので「ナマハラ」でしょうか?

とにかくぼくは、名前を覚えるのが苦手です。

そのくせ、顔を覚えるのは得意みたいで、休日に駅前とかショッピングモールなんかで知った顔を認識するのも早いみたいです。

で、話好きな性格が悪い方に出て、つい「あ!」ってこっちから声かけといて、「あ、あー…」って名前が思い出せなかったりするのです。

困ったものです。

なんか、新しい手法を編み出さないといけないな、と思います。

「セクハラ」といえば…

これは「完全に個人の考えなのですが」とお断りしてのお話なんですが、西洋絵画史の中に「クラーナハ」って絵描きさんがいるんですね。

ぼくは彼のことを「女の子を美しく見せる曲線をリアリティより重視し追求した偉人」だと思ってるんです。

こんな絵の人です。

www.google.com

ぼくも曲線意識して描くの楽しくて好きです。

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…と、さりげなく過去に描いたイラストを貼ってお茶を濁す(そして「おれ昔の方が上手いやん!?」と落ち込む)

この「美しさを強調するための曲線」は、その後もたくさんの画家たちがいろんな試行錯誤をしていて、表現方法は千差万別で、そこに時代や土地の流行やら個人の趣味嗜好なんかが複雑に絡み合ってて、この求道の延長に、いわゆる「乳袋」やら「爆乳」やらも現代の絵画表現の手法の1つとして出て来たんじゃないかな?と思ってたんです。

でも最近は、楽観的にそうも言ってられないのかもしれないな〜なんて思ったり、いろいろ考えます。

「嫌なら見なきゃいいじゃん〜」では済まされないっていうか。

「老害」って言われないように、思考をアップデートしていきたいもんです。