飲み会のなかった1年

いつの間にやら忘年会の時期です。

ぼくもいっぱしのサラリーマンなので、例年ならそろそろあちらこちらから忘年会のお誘いがあったりする頃で、自称スマートビジネスパーソンなぼくは2件に1件くらいのペースでお断りを入れつつ、ほどほどに参加するも結局忙しい年末を過ごすんですが、今年はコロナの関係で穏やかな年の瀬になりそうです。

「♯忘年会スルー」とか流行ってたのってちょうど1年前でしたっけ?

まさか翌年にはスルーする選択肢すらなくなってしまうとは、因果なものを感じてしまいますね。

今年はzoom飲み会なんて言葉も流行りましたが、ぼくは結局やらなかったなぁ。

とはいえ気の置けない仲間と飲むのは好きで、昨年まで宅飲みなんかもちょいちょいやってたぼくなのですが、じゃあそれをオンラインで…ってなるとなんか違う気がして、きっとぼくの場合、学生時代から掲示板やチャット、メールなんてテキストでのやりとりに慣れ親しみすぎてしまって、ネットはそれくらいの距離感が心地いいんだろうなって思います。

このブログがダラダラと長続きしてるのも同じ理由ですね。

しかし、zoomでの飲み会はやらなかったけど会議はたくさんやりました。

あの、時差のある、グルーヴ感の高まらない感じ、発言しようとして他の人と被ってしまい、「あっ…」となって譲ろうとしたらまたそれも被ってしまい変な空気になったり、たまにいるマイクをオンにしたまま愚痴をこぼしているおっさんとか、今だにちょっとした喜劇だなって思います。

ああいうのは、まだちょっと仕事上だけでいいかなぁ、って思います。個人的には。

そういえばこないだ、ニュースでホテルとかの宴会場が打ち出す新スタイルの忘年会の提案を見ました。

本来1会場でやってた忘年会を3会場に分け、テーブルの間隔をとってゆったりと座り、それぞれのテーブルにタブレットを置いて中継で繋いでいるのです。

もはやSF映画とか宇宙船みたいだなって思いました。

ビンゴとかやりにくそうですね。

でも、これがニューノーマルとして定着したら、お酌して回らなくていいですね。

余興も録画した映像でいいし。

「よっ!」とか合いの手もいいねボタンでいい気がします。

正直言うと、欲しくないビンゴの景品が当たった時に「やったぜー!」って演技するのも面倒くさかったんですよね。

せっかくの料理の冷めないうちに食べられますし、そう考えると、新しい忘年会は若手がスルーしなくなるかもしれなくて、意外とアリかもしれませんね。

飲食業界に貢献する意味でも、タイミングを見計らいつつ利用させていただきたいかもです。

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オリキャラのジュリアは10代設定なので飲んでるのはグレープフルーツジュースですと付け加えるのはお約束です。