りとブログ

オリジナルイラストと読書感想と雑記が主な成分のブログです

自転車に乗りながら見る景色

自転車通勤を始めて2年くらい経ちました。

ぼくは地方民なので地域は完全に車社会で、免許とってからは、車での移動を当たり前のこととして暮らしてきましたが、自転車通勤というのは朝夕の交通渋滞を完全に他人事にしてくれました。

はっきりいって、これだけで日々のストレスが大きく軽減されることを実感します。

また、車では入ろうと思わない路地に入っていく小さな冒険を気が向いたときに気楽にやることができます。

これが、思いのほか楽しいんですよね。

朝みかける、小学校に行く子どもに手を振るお母さん、工場の前で朝礼前のタバコを一服しているおっちゃん、公園のベンチでストレッチをするお達者なご夫婦。

夕方の、学習塾の前で小腹を満たすために菓子パンをかき込んでる学生さん、誰かの家の道路に面した窓から見えるリビングに設置されたテレビの画面、Amazonの箱を抱えてマンションの階段を駆け上がるお兄さん。

あーみんなそれぞれの人生を送ってるなー、って思いながら小旅行を楽しんでいます。

最近、特にお気に入りというか気になるのが、個人でされてる、もしくはチェーン展開してるけどちょっとマニアックなものを取り扱ってるお店です。

マニアックっていうほどでもないか「趣味の店」の方がピンとくるかなぁ?

車に乗ってドアtoドアだと寄る気にならないのですが、自転車に乗ってて日没後に明るくなってる店内を見ると、なんか気になってしまって、ついうっかり「ちょっと覗いてみようかな?」なんて思ってしまいます。

あの光はもはや誘蛾灯ですね。

そうやってつられて店に入っていって、ツウな顔して店内ぐるぐる回るの、なんか楽しいんですよね。

ぼくの家にはない商品たち、真剣な顔して物色してるお客さんたち。

そーいえば、ぼくが子どもの頃はもっとこーいうお店多った気がします。

小さな古本屋とか、近所にいくつもありました。

バイトのお兄さんが1人で店番してて、立ち読みしてると寄ってきて、「怒られるのかな?」と緊張したら、隣の棚から本を抜き取ってレジに戻って、そのお兄さんも漫画読んでる、みたいな。

そーいうのがアチコチにあって、それこそぼくは自転車でフラフラしたもんです。

ぼくの記憶だと、地元にBOOKOFFができたときに一斉になくなった気がするなぁ。

ぼくのよく行ったお店だと、本屋、CDショップ、おもちゃ屋、文具屋とかも、もっとたくさんあって、それぞれのお店でカラーが違って面白かったんですが、すっかり見かけなくなってしまいましたね。

地方のモーターライゼーションってやつですかね〜。

全国展開している大型店舗に行けばなんでも買えますしね。

あと楽天とAmazon。

なので逆に、東京とか出張で行った時のほうが、街ごとにカラーがあって面白いんですよね。

すっかりコロナのせいで移動もできなくなってしまって、東京出張なんかもなくなって、そーいう面白店巡りが恋しくなってしまって、ついつい昔語りな老害記事を書いてしまいました。

ただ、こうやって移動が制限されてしまったり、テレワークで駅前にオフィスを構える必要がなくなったりしてきたら、「地元に面白い店が欲しいなあ〜」なんてニーズから、かつての個人商店リバイバルブームが起きたりしないっすかねぇ?

「都内の高級ホテルで修行したシェフが地元でアットホームなレストランをはじめました」みたいな。

おっさんが少年に戻れるような店や、逆に大人な趣味を堪能できる店が、車を使わず行ける範囲内にちらほらあったら楽しいだろうなぁ!

たくさんの課題はあるかと思いますが、密かに淡い期待をもってたりします。

え?自分でやれって?宝くじが当たったら考えます。(いつも買ってないけど)

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