バイク乗りじゃないけどアニメ『スーパーカブ』に心を震わされる

みなさん『スーパーカブ』というアニメをご存知でしょうか?

アマプラで見放題だったのでうっかり見てみたんですが、グッと心を持っていかれるお話だったんです。

小熊ちゃんという女の子が主人公なんです。

両親がいなくて全てを切り詰めた超節約生活を送りながら高校に通ってる小熊ちゃんですが、通学路に坂道が多いみたいで、原付通学が認められてる同級生をみて、「自分も原付欲しいな」って思うんですね。

で、何気なく見に行ったバイク屋で寡黙ながら人情味あふれる店長さんから「ワケあり」のカブを1万円の超特価で売ってもらうんです。

このカブを手に入れたことで、小熊ちゃんの生活に変化が起きるって話なんですが、この変化っていうのが、別に異世界に行くとかそんなんでなくて、趣味ができて、その趣味でつながる友達ができて、世界がちょっとだけ広がるってものなんですよ。

この部分の描写が本当に良くって、バイクに乗ったことがなくて、バイクのことよく知らなくても「あーわかるぅ!」ってなるんです。

詳しくは知らないんだけどとにかく衝動で買ってみる。

よくわからないまま買ってしまったから突発的なエラーにワタワタしてやっと取説を読む。

次第に「自分のもの」って感じが出てきて眺めながらニンマリする。

これに出会ってなければ話す機会がなかったかもしれない友人と、他の人には理解できない会話をする。

気安くブランドものとか手が出せないから安価な代用品をカスタマイズして使う。

みたいな。

こーいうことがやたらと丁寧に描かれてるんです。

そして、その描写が、自分の趣味としてる事とリンクしてしまい「ああー!そうそうっ!!」ってなるんですね。

なんかね、やっぱ趣味っていいですよね。

人生が豊かになるっていうか、働くのも食うのも「趣味のためにやること」みたいなトコありますよね。

仕事で少々しんどいことがあっても「まー趣味のためにやってることだしね!」って乗り切れることありますよね。

ぼく、職場でたまに「いつも楽しそうで悩みがなさそう。」とか言われるんですよ。

「んなワケあるか!」って思うんですよ。

でも一方で、そういうふうに周りに見せられるのは、好きなことが多いからだろうなーって思うんです。

なので「んなわけあるか!」って言葉は飲み込んで、笑顔で返します。

というか、ここまで書きながら思ったんですが、ぼく仕事に本気じゃないから辛くないってことですね!

まあいっか。

以前にもブログで書いたんですが、30歳になった時に意識して趣味を増やそうと思って行動したのが、10年経って効いてるなぁって思います。

最近買った液タブも、別にイラストレーターでもないぼくにとっては、人によっては「無駄な出費」かもしれないんですが、楽しい時間を提供してくれてるので、とてもよかったなって思います。

ミュージシャンでもないのに、いい音が出るスピーカー買うようなものですよね。

ブログも楽しい趣味の1つです。

ぼくが広告貼るわけでもないのにプロ契約してるのも、喫茶店開くわけでもないのにコーヒーをハンドドリップで淹れるための用具揃えるようなもんです。

そんな液タブで今夜もあれこれ試行錯誤しています。

f:id:rito-jh:20210507053250p:plain

いつもよりちょっと淡い色合いにしてみようかなーって思ったんですね。

f:id:rito-jh:20210507053323p:plain

いい感じにいってるなーって思ったんですよ。

f:id:rito-jh:20210507053209j:plain

もうちょい深みが出したいなーってやってたら、いつもと同じくらいになりました!

でも、これはこれでいいかも!?

とまぁ、ゴールデンウィークも終わりましたが、お金を稼いでまた趣味に投資できると思うと全然苦じゃないし頑張れます。

とりあえずスーパーカブ気になったら下記リンクからPVをご覧ください。

supercub-anime.com