絵筆を咥える絵師に憧れつつ40代の目標に思いを馳せる

例のヤツの全国的な広まりの影響で、子どものスポ少がずっと休みになっています。

ロクでもない父親なぼくは、おかげで自分の絵を描く時間が復活したことを密かに喜んでいます。

「休日の朝のんびり絵が描けるのがこんなに幸せだったのか…」と心から感じています。

みなさん、世の中に当たり前のことなんてないんですよ。

当たり前だと思ってることは、ある日急に当たり前じゃなくなるんです。

そんなことを思いながら、毎朝5時に起きて絵を描いてるぼくです。

お絵描きといえば、絵筆を口に咥えてる絵師の図ってあるじゃないですか。

あれ?このDVDのパッケージってまさにそれじゃなかったかな?

変わったのか?

それともぼくの記憶違いか!?

謎の絵師写楽はどうして生まれたかってのが描かれた映画なんですよね。

冒頭にものすごーく痛いシーンがあるのであんまり見直したくはないのですが…!

絵師が絵筆を咥えてる姿って様になりますよね。

カッコつけたいと思ってるわけじゃないんですが、一方の筆に絵の具を、もう一方の筆には水だけ含ませて塗ったそばから滲ませたい時なんかに、ついやりたくなるんですよね。

デジタルだとツールを切り替えるだけなので、そんな心配は無用ですね。

というか、ペンタブを咥えると描けなくなっちゃいますね。

先日購入したクリップスタジオの片手入力デバイスを使うことでさらに便利になりました。

rito.gameha.com

これ導入してからというもの15分でも隙間時間があれば「お絵描きしようかな?」って気になるくらい気軽になった気がします。

環境って大事ですね。

ブログで何度か書いたことがあるんですが、30代は人生の後半を充実させるために趣味を増やす10年にしようと思ったんです。

このブログやデジタルでのお絵描きもその一環で、他にもコーヒーを挽いてみたりワインの勉強をちょっとやってみたり、クロスバイクやPS4や一眼レフなんかを買ったり熱帯魚を始めてみたしてみました。

40を過ぎたぼくは「これからの10年は」みたいな目標はこれまでなかったのですが、最近「丁寧に生活できるようになるための10年にしようかな」と思うようになってきました。

なんか、思ったんですよ。

毎日やりたいことがパンパンだなぁと。

その結果、注意力が散漫になって、どれもこれもが中途半端で、結果としてイライラソワソワしてるよーな気がするなと。

日々やりたいことを詰め込みすぎないようにして、目の前のこと一つ一つを大事にできるような、そして一日の終わりにミレーの晩鐘のようにその日を平穏無事に終えられることを感謝できるような、そんな生き方ができる体を手に入れたいなと思ってる今日この頃です。

多分、体力や集中力の低下するグラフと、背負うべき社会的責任のグラフがクロスしてるんじゃないかと思うんですね。

今一度、やりたいこととやらなきゃいけないことをズバッとリストアップし直して、そんなにやりたくないこと、やらなくて良いことを見つけて、自分が穏やかに生きていけるよう、調整をしていきたいなーと思っているぼくです。

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このイラストももうすぐ仕上がります。

これは、やりたいこと。

筆を咥えるのは、思わずやっちゃうこと。