そうか、ぼくは忙しかったのか。

前回もちょろりと書いた通り、仕事で色々と準備していたあれやこれやが、最近の情勢を受けてまるっとステイ状態になり、がっくりきてた最近のぼくなんですが、その引き換えというかなんというか、生活に余裕が出てきました。

子どもの習い事なんかも止まってしまったんですが、ぼくの毎日は突然イージーモードになっちゃいました。

いま、めっちゃ楽です。

「仕事も忙しいけど土日のスポ少スケジュールに比べたらどうということはないっす!」って感じだったんですが、そう思い込むことでひたすら自分を麻痺させて、キリキリ舞ってたのかなー、なんて思います。

昨年できた在宅ワーク制度もまだ生きていたので、5月中は育休との合わせ技で、出勤時間をちょっと減らしながら仕事しようとスケジュールを調整していると、「そうか、ぼくは忙しかったのか。」と心から噛み締めましました。

土日が休めるって、こんなに心が穏やかな気持ちになれるんですね。

人にはやはり、週に1日安息日が必要なんですね。

ToDoリストに余裕があると、こんなに脳のメモリに余裕があるんですね。

無自覚に、勝手に茹でガエル状態になってたみたいです。

去年の緊急事態宣言のように準備のない状態とは違い、あれこれ想定しておけたのも良かったかも知れません。

仕事について、だいぶ取捨選択できるような立場になって、経験も積んでタスクの断捨離なんかもできるようになって、コロナ禍でいろんな価値観や考え方のアップデートもしたたつもりだったんですが、まだまだ改善の余地があるんだろうなーって思います。

そんな風にブログで綴れる、今のような穏やかな気持ちで年中働けたらすごくいいだろうなぁ。

子どもの習い事は、ぼくにはどうしようもないので、やっぱりぼくが自分の裁量でなんとかできる余地があるのは仕事の方で、今のうちにできることがないか、探してみたいなと思います。

いろんなことが再びストップしてしまい、本当に「つまらないな」と思ったのに、その結果心が穏やかになるんだから、不思議なものです。

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、「過去のパンデミックの歴史を紐解いてみると、今回の騒動も収まるのは3年くらいかかると思って準備しておいた方がいい」的なことを去年ラジオでおっしゃってたんですよ。

ほんと、1年くらいじゃどうにもならないですね。

今回また世の中の雰囲気が落ち着いても、再来年くらいまでは「急にあれこれストップすることある」って前提で動いておいた方がいいかもしれませんね。

そして、その都度自分のことを振り返ることができるなら、それはそれでいいことなのかもなって思うようにしておいた方がいいんでしょうね。

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