改めて絵は趣味にしよう(ただしまだ刷り込み中)

突然今日の記事を読まれた方は「なんのこっちゃ?」と思われてしまうかと思うんですが、夏くらいから自分の価値観を再構築するためにいろんな本を読んでるぼくです。

そして、最近なんとなくできてきた考え方をダラダラと書いてみようかなーと思います。

そもそもぼくはやりたいことが多すぎて、それらが全然消化できないことにイライラしてしまってたんだなと思ったんです。

絵で賞を取りたい

綺麗に片付いた部屋に住みたい

自分が「これがいい」と思ったものに囲まれていたい

本も読みたい映画も見たい漫画も読みたい遠くの美術館にも行きたい

こういうのって、見方を変えたら全部「欲」ですよね。

ぼくは欲張りの見栄っ張りなんだろうなーと、つくづく思いました。

欲を出す前に、すでに自分が持っているものにちゃんと目を向けないといけないなと思いました。

仕事にやりがいを感じていて

家庭があって

趣味も充実している

毎日7時間寝ることができているぼくは

多分傍目には「幸せな人生」を生きてる人ですよ。

我ただ足るを知るって言葉を初めて知ったタルるーとくんを読んだのは小6の時でした。

ぼくはすでに12歳の時から答えを持ってたんだなぁ、と。

なんかそんな考え方に帰結していきそうだなぁ、と最近思っています。

ぼくを1番追い詰めているのは、絵で賞が取れないことです。

別に絵で食っていきたいわけではないんです。

誇れる称号というか、今までやってきたことに対する証が欲しいんだと思うんです。

でも、もう完全に趣味って割り切った方がいいんだろうな。

細く長く楽しみながら続けていって、もし良い作品がつくれたらまた出してみる。

もともと、絵を描くきっかけってそんなものだったじゃん。

いつの間にか褒められることが嬉しくなり、賞をとったりすることが誇らしくなり、それをアイデンティティにして、しまいには言い方によっては縛られてしまっているって事かもしれません。

気楽に、子どもの頃の落書きを楽しむような、それくらいの付き合い方にしておいた方がいいんだろうな。

ピカソだって子どもの絵を描こうとしてたわけですしね。

そんなふうに思いながら、心を穏やかにしていってるのですが、何かの拍子にまた欲が噴き出てしまうかもしれません。

人間って脆いし不思議ですよね。

それでもなんとか、楽しく生きて行きたいなと思います。

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1ヶ月前に描いて放ってました。