世の中が便利になってくのに比例して回転が速くなってると思う話

ここ数年、テレビのバラエティやワイドショーを見るのがしんどくなってきてました。

これは歳のせいなのかなぁ?って思ってたんですが、先日「なるほど!」って思う話があったんですよ。

今のテレビ番組は、いつチャンネル合わせても何やってるかが一瞬でかわかる画面構成になってるんだそうです。

だから、情報量がめちゃくちゃ多いし、同じことを何度も報じるんだそうです。

逆をいえば同じチャンネルを長時間じっくり見ることは、番組の作り方的にはあんまり正しくないってことなんだなって思いました。

たくさんのチャンネルをザッピングしながら、家事とか仕事とかと並行して「ながら見」するのが正しいのかもしれません。

ぼくがやってたのは、カルピスの原液をそのまま飲もうとしてたようなもので、他のものと掛け合わせて、薄めて薄めて楽しむものだったんだな〜、と思った次第です。

よく言われる、ぼくら受け手の選択肢が多くなったことによる、隙間時間争奪戦のための戦略なんでしょうね。

ぼくも、ライフハック的ないろんなことを効率化するのがわりかし好きです。

ITのガジェットとかも詳しくはないけど使って遊ぶのだい好きで、生活が便利になるととっても嬉しいのですが、そうやって便利になってくと、生活がどんどん高速回転していくような気がしてきます。

…というお話は何度かこのブログで書いてるんですが、最近仕事関係でいよいよ顕著になってきたなーオイオイって思うんですよね。

「IT機器で便利になって負担軽減したので今まで以上に働けるよね☆」臭がどこからともなく漂ってきている気がしています。

これはあれですよ、スマホが普及していつでもどこでもデータのやり取りができるようになった結果、職場の電話を通さずダイレクトに電話がかかってくるようになったあの頃を思い出します。

いやだ!

負担が軽くなって楽になった分は、余暇に充てたいんだ!!

…と、必死に抵抗しているぼくです。

最近、責任について考えることがあったんですね。

ぼくも、勤め人として自分が負う責任は自覚してるつもりなのですが、それは勤務時間内に給料の範囲内で負うのが健全なんではなかろうか。

例えばいま、夜おそくに飲み会開いてうえーいってしたら、間違いなくバッシングされますよね。

ところが、そんなことした人が、医者様だったりしたら、罪や白い目の値が跳ね上がりますよね。

冷静に考えたら「ん?」って思うんですよ。

勤務時間外も、その仕事の肩書を背負うって、不思議なことだなーって思うんです。

とはいえ、結婚しようとかおもうと、相手の職業とか気にするし、職業はその人の全部じゃないけど一部ではあって、場合によっては職業がアイデンティティになってることもあるだろうし、これは思った以上に深いところまで根を張ってることのようなので、やっぱりITで仕事の負担が軽減したら「これでもっと働けるね☆」ってマインドは、自動的に発生するんだろうなーってぐるぐるしている夜です。

なんだか書きっぱなしの内容ですが、こうやって考え続けることが大事なことだとぼくは思ってます。

酔ってるんで思考は鈍いですが!

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