コロナ禍が終わったら

ボジョレー解禁を直前に、例のアレのがさらにもうひと段階落ち着きてきましたね。

喜ばしいことですが、ぼくはこの事実をどう受け止めたら良いのかよくわからずにいます。

長いこと読者登録してくださってる方は、ぼくがワイン好きなのはご存知のことと思います。

そして、一昨年までこの時期になるとワクワクテッカテカしつつ、ボジョレーが解禁されるやいなや、同じ穴の狢を家に招いて宅飲みで酒池酒林のへべれけ大会を毎年催していたんです。

昨年は控えさせていただきました。

これもブログで過去に何度か書いてるんですが、ワインってお店で飲むと自分で買う2〜3倍の値段なんですよね。

お店で開けると1万円のワインは自分で買ったら3000〜4000円台だったりするのです。

3000円のワインを飲んだつもりが自分で酒屋に買いに行ったら1000円代でした、なんてこともなきにしもあらずです。

これは、ぼったくられてるとかそーいうことではなく、お店で品質を保ちつつ保管することを考えると妥当なんですよね。当然、料理作らなくていいし食器洗わなくていいし、洗練されたおしゃれ空間で飲めるわけですし。

とはいえ、外でお上品に嗜むなら飲んでいいのかもしれませんが、家で飲んだ方が安いし気楽だし、子どももその辺に放置しとけるんだよなぁ〜って感じです。

いくら落ち着いているとはいえ、流石にまだまだ「ホームパーティやろうぜ!」って雰囲気でもないですよね。

ここでハメを外して感染再拡大なんてなったら目も当てられません。

今年もみんなでボジョレーは見送りかなぁって思ってます。

人を家に呼ばなくなってから、家の中が荒れ放題の散らかり放題です。

ぼくの最近の1番の嫌なことがこれで、ここ数ヶ月ずっと鬱々としていたんですが、先日、今年新しく知り合った人とインテリアの話になり「以前は宅飲みしてたんですよ〜」なんて話から「以前の生活が戻って宅飲み再開したらお声かけしますね!」なんて話になって、社交辞令かもしれませんがそれを楽しみにしてくれるという会話をしたんです。

不思議なもので、それだけでぼくはなんだか心が元気になってしまって、今の期間が、次の宅飲みの会をするための長い準備期間のように思えてきました。

基本的に、インドア人間な上にネットを使った働き方改革も進んで、あんまり困ってなかったような気がしていたんですが、ぼくはぼくなりに、心を蝕まれていたんだなー、なんて改めて思いました。

ぼくでこれなんだから、アウトドアな方のこの1年半は、本当に苦しいことでしょうね…。

「コロナ禍が収束したら」っていうのは、ぼくにとっても元気が出る魔法の言葉だったみたいで、その日を夢見てがんばろーと思ったのでした。

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来年は、みんなで乾杯したいもんです。