ぼくらは年間61000円分食材を捨ててるらしい

先日ラジオを聞いていたらそんなことを話されていました。

一世帯の年間食品ロスをお金に換算するとだいたい平均で61000円なんだそうです。

「おいおい、Macを新調する金の工面に困ってるのに何ですと!?」と思い調べてみたら、わりと色々と出てくる出てくる。

分母を「京都市」としたものと「日本」としたものがあるっぽくて、いまいちどちらが正しいのか、もしくはどちらも同じ数字だったのかはよくわからないのですが、大体似たようなものかもしれません。

こちらの環境省のPDFの2ページ目によると、60000円と書かれています。

で、ラジオでは漠然とした食品ロス問題について「一万円札を6枚捨ててると思うと意識が変わるのでは」とおっしゃってました。

「確かになー」と思う一方で「とはいえなー」と思うところもぼくにはあります。

食品はロスの前に、購入ってイベントがありますよね。

ぼくたちって、購入の時に「お得に購入できた」という喜びを得てますよね。

これ、結構罠だと思うんですよ。

他の店よりも割り安だったりすると、ついついテンションが上がって勢いで買ってしまって「得した!」みたいな高揚感を得てしまって、実はこの時にすでに、価格に見合った対価を得てしまっているんではないかと思うんです。

この満足感みたいなものって、実態のない体験にお金を払う「コト消費」に通ずるとこが、なんかある気がするんですよ。

「買い物」ということ自体がエンターテイメントになって楽しんでしまってたら、買ったものを使用したり消費したりすることに関心がいかないのも当然です。

そーしているうちに食べ物の場合はいずれ賞味期限が切れ、消費期限も切れ、なんなら異臭を放ったり新たな命を生み出したりして処分してしまう。

それが積もり積もって、年間61000円のうちの何割かになってるんじゃないかっていう気もします。

ぼくだけですかねぇー?

でも、ぼくの場合はこれ本当に根が深くて、今までに体験した「あのときあれ買っとけばよかった」って後悔がべっとりと心にこびりついていて「今だけお得!」みたいな煽りが後悔の傷跡をビシビシと刺激するんですよね。

頭でわかってて心が従ってくれない、みたいな感じでついつい買ってしまうものって、めっちゃ多い気がします。

本当になんとかしたいなと思います。

今やってる、心を凪ぐ練習も、きっと貢献してくれるはずです。

がんばりたいなと思います。

と言ってる矢先から、マスクしててもiPhoneのロックが解除できるようにApple Watchを買い換えたいな〜とか思ってるし(ぼくのApple Watchはseries 2なのです)、先日発表されたmacOS Montereyは、ついにぼくの使ってるMacBook Pro Mid 2014を切ってきたしで、こちらもソワソワしているぼくです。

本当に欲しいものだけを買うって、難しいですね…。

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こちらのイラストは、ネチネチと細部をいじって遊んでいます。前回からの進捗に気づいていただけますでしょうか!?