前回に続き、今日も去年くらいから見聞きするようになった言葉シリーズの話なのですが「Financial Independence, Retire Early」を略した「FIRE」ってのがありますね。
経済的に自立して、定年を待たずにリタイアしよう〜ってお話のアレです。
資産額の4％以内に生活費を抑えれば、不労所得で生活できるという計算があるらしく、仮に年間の支出が300万の場合は、7500万貯金すれば300万が資産の4%になるからリタイアできるよってお話なのが「FIRE」の肝なのだそうです。
夢があるなー、憧れるなぁ〜って気持ちもある一方で、おれはどうかなー？て思うこともあるんです。
仕事してると、強制的に色んな人に会うじゃないですか。
すごいなって思う人もいれば、全く理解できない人もいて、そーいう時はモヤッとするけど、それも込みで人生経験になってるなぁって思うんですよ。
仕事っていう縛りがないと、そーいう出会いって経験しないよなーと。
ぼくは特にこだわりが強いから、早期リタイアしちゃうと自分が好きなところにしか行かなくて、類友な人としか会わなくなって、それはそれで幸せなことではあるけれど、世界が狭くなるかもしれないなーっていう不安も感じます。
…って、もっともらしいことを書いてみましたが、あれ、なんでしたっけ？
人間は無意識に自分を肯定したい欲求が働くので「辛い過去もいい思い出」と思い込むように脳が設計されてるんですよね？
ぼくのこれも、とてもFIRA出来そうにない自分を肯定するための詭弁かもしれませんね。
そんなに言うなら、ちゃんと資産運用してFIREした上で、趣味のような仕事をすればいいって話なのかもしれませんね。
あれこれ考えてみた結論、おそらくぼくの1番の心配というか不安は「資産運用とか老後の貯蓄とかもわかるけど、明日死ぬかもしれないしなあ、だったら今日楽しいことを楽しんどきたいなぁ」ってことだと思います。
なんにせよ皆々様それぞれに、自分の納得いく人生を送れることが大事で、ぼくみたいなタイプの理想は、体が動く限り、残業や土日出勤の必要のない仕事をしつつ、かつ余暇を自由に使える人生なんだろうなーって思います。
そして、お絵かきを楽しむんです。
一応補足しますが個人の意見であって、ぼくの考えを強要したいわけでもないですからね？
