ゴールデンカムイ最新話まで追いついた

ゴールデンカムイが全話無料になってたので、まだ読んでなかった話を読みました。

ynjn.jp

未読の方のためにぼかして書きますが、最後の死闘が繰り広げられながらドンドコ血や肉片が飛び散る展開となっていってますねぇ。

こういった物語中、モブキャラが死んでも辛くならなくなってしまったことに、自分も「大人になったなー」と感じることがあります。

子どもの頃はいちいちショックを受けていました。

少年りとは心が優しかった…のではないと思うんですよね。

多分、無意識のレベルで「自分はこっち側だろう」って感じてたんだと思います。

喘息を持ってましたし、運動もあんまり得意な方ではなかったのです。

こんな世界にいたら、真っ先に死んでただろうなぁと、背景で吹っ飛ぶ名もなきモブに、自分を投影してたんだと思います。

日中は1時間に一本くらいしか電車が来ない駅が最寄な、車がないと生活に不便な地方の街で、なんてことないサラリーマンをしている自分はモブ中のモブですが、仕事が楽しくて趣味もあって、食う寝るに不自由してなければ人生はモブでも全然楽しいですね。

ヒグマと闘ったりとかまっぴらごめんですし。

そんなふうに思えるようになったことも、また大人になった特権なのかもしれません。

10代の頃の自分が今のぼくを見たら「守りに入りやがって!」って思ったかもしれませんけどね。

納得して生きていけるのが大人の特権なら、何者かになろうと躍起になれるのもまた、10代の特権なのかもしれませんね。

とはいえ、毎日を楽しく生きていくことに関しては、ぼくはこれからも手を抜くつもりはないですけどね!

「いつも楽しそうなおっさん」でいたいもんです。

そこに「紳士な色気」を纏えたらさらに良いなと思ってるんですが、ここはなかなか高度な領域みたいですねぇ、ほんと。

なんていう、日常のふっと感じたことをブログにしたためながら、今日もぼくの1日は終わっていきます。

…って、この記事自体は数日後の夕方公開されるよう、このあと予約投稿するんですけどね。

ここまで「モブがバタバタ死ぬ漫画を読んでも悲しくならないことに対して、大人になったなーって感じた」って話を書きましたが、これってそもそも大人が漫画読んでても変じゃないってのが前提の話で、ほんと良い時代ですよね。

ゴールデンカムイ、面白い漫画だなぁ〜。