実はうっかりさん

最近ひとつ「うっかり」な大ぽかをやらかしました。

ぼくは年に1回くらい、わりと盛大な「うっかり」をやらかします。

幾つになっても直りません。

数年前に父親に「お前はしっかりしてるようで抜けてる」と言われたことがあります。

まったくその通りだと思ってしまって、こういうときはあの時の親父が脳内でリフレインします。

あの頃に比べると、親父も老いたな。

自画自賛してしまうんですが、仕事でも勤務評価が結構よくて、わりと優秀な人で通っています。

最近もひとつ、周囲に「おおー」って思ってもらえるような結果を出したりして、ちょっと自己評価が上がったところだったのに「実際はこれかよ!」って感じです。

それとも、アレですかね?

これが、ギャップ萌えってやつでしょうか。

完璧すぎると近寄り難い感じになってしまいますから、神様がぼくからネジを数本意図的に抜き去っているのでしょうか。

そう考え出すと、そうとしか思えないような気がしてきます。

まあ、誰だって完璧なわけじゃないですよね。

得意なこともあれば、不得意なこともある。

それが不完全な我々人間であり、だからこそ人類補完計画なんて物騒な名前のものの結末を20年以上楽しみにしてたんだと思います。

そう。

神様がネジ外したのなら仕方がない。

それはわかっているんですけどね。

それでもやっぱ、やらかしたあとは「ああー」ってなります。

なんかこう、いつまで経っても上手に生きていけないなぁ。

人間やってくのって難しいですね。

それともぼくが、人間の練習する時間をお絵描きに使ってるからですかねぇ?

でも、絵を描くのは楽しいんだよなぁー。